【中国から探る日本株】世界ゲーム売上高ランキング:テンセントが首位に浮上、ソニーは4位
[14/06/06]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
市場調査会社ニューズー(NewZoo)はこのほど、世界上場企業のゲーム売上高ランキングを発表した。それによると、中国のテンセントが売上高17億1400万米ドル(約1760億円)で首位に浮上。2位、3位は米国のマイクロソフト、エレクトロニック・アーツ(EA)だった。日本勢では、ソニー<6758>が4位を維持した。
テンセントは、中国国内でのモバイルゲーム市場の急成長が追い風になったとみられる。中国文化部の発表によれば、2013年のオンラインゲーム市場規模は前年同期比36.3%増の819億元、うちモバイルゲームは同97.2%増の128億元だった。国内のモバイルゲーム利用者は同248%増の3億1000万人に達している。今後も市場の拡大が見込まれる中、テンセントの成長は続きそうである。
このほか、ニューズーでは、日本での勢力図に変化が見られたと指摘している。ディーエヌエー<2432>とグリー<3632>のスマホゲーム大手2社がともにランキングを落とし、14位(前回7位)、16位(同10位)となった。一方、ガンホー<3765>が8位(同16位)に大きく上昇。コロプラ<3668>は21位となり、新たにランク入りを果たした。任天堂<7974>は10位だった。
なお、このランキングは上場企業が対象(上位25位まで発表)となっているため、ソフトバンク<9984>が買収したフィンランドのスーパーセルなどは含まれていない。また、ハードウエアの売上高はカウントされていない点も注意が必要だ。
<NT>
テンセントは、中国国内でのモバイルゲーム市場の急成長が追い風になったとみられる。中国文化部の発表によれば、2013年のオンラインゲーム市場規模は前年同期比36.3%増の819億元、うちモバイルゲームは同97.2%増の128億元だった。国内のモバイルゲーム利用者は同248%増の3億1000万人に達している。今後も市場の拡大が見込まれる中、テンセントの成長は続きそうである。
このほか、ニューズーでは、日本での勢力図に変化が見られたと指摘している。ディーエヌエー<2432>とグリー<3632>のスマホゲーム大手2社がともにランキングを落とし、14位(前回7位)、16位(同10位)となった。一方、ガンホー<3765>が8位(同16位)に大きく上昇。コロプラ<3668>は21位となり、新たにランク入りを果たした。任天堂<7974>は10位だった。
なお、このランキングは上場企業が対象(上位25位まで発表)となっているため、ソフトバンク<9984>が買収したフィンランドのスーパーセルなどは含まれていない。また、ハードウエアの売上高はカウントされていない点も注意が必要だ。
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