ガソリン価格の値上がり止まらず
[14/06/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
資源エネルギー庁が11日に発表した給油所小売価格調査(ガソリン、軽油、灯油)によると、6月9日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週から0.6円上昇し166.6円となり、7週連続で値上がりした。資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均。前週同様、2008年9月29日(170.2円)以来5年9カ月ぶりの高値水準が続いている。
地域別では、近畿で1.2円、北海道で0.8円、東北で0.6円、関東と中国、九州・沖縄で0.5円、中部と四国で0.4円と全地域で上昇した。
都道府県別では、値上がりは40道府県、横ばいは5都県、値下がりは2県で、最も高かったのは鹿児島県の174.6円(前週174.4円)となった。
ハイオクガソリンも前週より1リットル当たり0.6円上昇して177.4円、軽油も0.5円上昇し144.8円と、どちらも8週連続の値上がりとなった。
灯油18リットル当たりの店頭価格は前週と同額の1,919円と、5週ぶりの値上がりだった。
石油元売各社が先週、昨年からの原油高を小売価格に転嫁し卸価格を引き上げたことが原因と思われる。
ウクライナ情勢の混迷に伴い高騰が続いていた原油価格は落ち着いてきていたが、イラクで反政府勢力の過激派が首都バクダットに向けて侵攻しており、再度地政学的リスクが高まることが懸念される。
<YU>
地域別では、近畿で1.2円、北海道で0.8円、東北で0.6円、関東と中国、九州・沖縄で0.5円、中部と四国で0.4円と全地域で上昇した。
都道府県別では、値上がりは40道府県、横ばいは5都県、値下がりは2県で、最も高かったのは鹿児島県の174.6円(前週174.4円)となった。
ハイオクガソリンも前週より1リットル当たり0.6円上昇して177.4円、軽油も0.5円上昇し144.8円と、どちらも8週連続の値上がりとなった。
灯油18リットル当たりの店頭価格は前週と同額の1,919円と、5週ぶりの値上がりだった。
石油元売各社が先週、昨年からの原油高を小売価格に転嫁し卸価格を引き上げたことが原因と思われる。
ウクライナ情勢の混迷に伴い高騰が続いていた原油価格は落ち着いてきていたが、イラクで反政府勢力の過激派が首都バクダットに向けて侵攻しており、再度地政学的リスクが高まることが懸念される。
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