【中国から探る日本株】ソニーが4Kテレビ市場で攻勢、急成長中の小米と提携
[14/08/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
ソニー<6758>は、中国での4Kテレビ売り込みに向け、中国の小米科技(シャオミ)と提携する。同社は先ごろ、高画質の4Kテレビで画面を曲面にした「曲面4Kテレビ」を9月にも中国市場に投入すると発表。また、同社テレビと小米のセットトップボックス「Mi Box(小米盒子)」との接続を可能性にしたことを明らかにした。
ソニー中国の幹部は中国市場における戦略について、引き続きハイエンド製品に力を入れ、製品の競争力を高め、利益を確保する方針と説明している。ただ同時に、インターネット社会の広がりにあわせて、若者をターゲットとした製品やプロモーションを展開していく考えとした。
ソニーが今回提携する小米は急成長中のスマートフォンメーカーで、セットトップボックスやスマートテレビなども手掛ける。主力のスマホ市場では機能性やデザイン性の高さが人気を呼び、「中国のアップル」との呼び名も。米調査会社カナリスの統計によると、中国スマホ市場での小米のシェアは今年4-6月期に韓国サムスン電子を上回り、初の首位に浮上した。
その小米が手掛ける「Mi Box」は、モニターに接続することで動画やゲームを楽しむことができるほか、小米のスマホとのワイヤレス接続も可能だ。家電製品にハード、ソフト両面の充実化が求められるようになる中、ソニーにとって今回の小米との提携は大きな意味を持つと指摘されている。
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ソニー中国の幹部は中国市場における戦略について、引き続きハイエンド製品に力を入れ、製品の競争力を高め、利益を確保する方針と説明している。ただ同時に、インターネット社会の広がりにあわせて、若者をターゲットとした製品やプロモーションを展開していく考えとした。
ソニーが今回提携する小米は急成長中のスマートフォンメーカーで、セットトップボックスやスマートテレビなども手掛ける。主力のスマホ市場では機能性やデザイン性の高さが人気を呼び、「中国のアップル」との呼び名も。米調査会社カナリスの統計によると、中国スマホ市場での小米のシェアは今年4-6月期に韓国サムスン電子を上回り、初の首位に浮上した。
その小米が手掛ける「Mi Box」は、モニターに接続することで動画やゲームを楽しむことができるほか、小米のスマホとのワイヤレス接続も可能だ。家電製品にハード、ソフト両面の充実化が求められるようになる中、ソニーにとって今回の小米との提携は大きな意味を持つと指摘されている。
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