【中国から探る日本株】不動産の万達がテンセント・百度と電子商取引会社を設立、アリババに挑戦
[14/08/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
中国の不動産開発大手、大連万達集団は、国内のインターネット大手2社と共同で電子商取引会社を立ち上げる。提携するのは、チャットアプリなどを手掛けるテンセントと、検索エンジン大手の百度(バイドゥ)。3社でタッグを組み、最大手のアリババ・グループに挑む構えだ。
現地メディア「鳳凰科技」(27日付)が報じたもので、新会社の出資比率は大連万達集団が70%、テンセントと百度が各15%となるもよう。今週29日に正式に発表する見込みという。
今回の提携はあくまで大連万達集団が主導する形となっているが、“インターネット3大巨頭”を巡る新たな動きとして注目を集めている。テンセントや百度はこれまで、独自に電子商取引分野の開拓を進めてきたが、圧倒的な市場地位を占めるアリババとの差は依然として大きい。今回の提携でどのような成果を得られるかが注目されている。
一方の大連万達集団は、商業用不動産の開発を主力とするほか、ホテルや百貨店、映画館などのエンターテイメント施設を運営するコングロマリットだ。近年は特にエンターテイメント事業への進出を加速させている。なお、同社の王健林会長は米フォーブス誌(中国版)の中国長者番付で2013年度の首位に輝いている。
<NT>
現地メディア「鳳凰科技」(27日付)が報じたもので、新会社の出資比率は大連万達集団が70%、テンセントと百度が各15%となるもよう。今週29日に正式に発表する見込みという。
今回の提携はあくまで大連万達集団が主導する形となっているが、“インターネット3大巨頭”を巡る新たな動きとして注目を集めている。テンセントや百度はこれまで、独自に電子商取引分野の開拓を進めてきたが、圧倒的な市場地位を占めるアリババとの差は依然として大きい。今回の提携でどのような成果を得られるかが注目されている。
一方の大連万達集団は、商業用不動産の開発を主力とするほか、ホテルや百貨店、映画館などのエンターテイメント施設を運営するコングロマリットだ。近年は特にエンターテイメント事業への進出を加速させている。なお、同社の王健林会長は米フォーブス誌(中国版)の中国長者番付で2013年度の首位に輝いている。
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