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新疆バインゴリン爆破事件はテロ、死亡者は50人に拡大=中国当局

注目トピックス 経済総合
新疆ウイグル自治区巴音郭楞蒙古自治州(バインゴリン・モンゴル自治州)輪台県で21日に起こった同時爆破事件に関し、地元公安当局は25日までに、綿密に計画された組織的な「重大テロ襲撃事件」と断定した。地元政府系サイトの天山網など現地メディアが伝えた。それによると、当局はすでにテロの首謀者を買買堤・吐爾遜(ウイグル語の中国語表記)容疑者(すでに射殺)と特定している。族称は明らかにしていないものの、名前から少数民族のウイグル族と見られる。

同容疑者は03年に中等専門学校を卒業後、徐々に過激思想に目覚め、08年以降、極端な宗教活動に走ったとされる。自ら請負工事に従事するなかで、不満分子を集め、テロ集団を形成。今回のテロ行為に及んだと見られている。当局は言及を避けているが、背景には漢族とウイグル族との根深い対立がありそうだ。

同時爆破テロは21日午後5時ごろ、輪台県内の商店街入り口、陽霞鎮派出所、農業市場、鉄熱克巴扎郷派出所の4カ所で発生。この無差別殺傷事件で一般人、公安、暴徒を含めて50人が死亡。うち暴徒40人が自爆または警察によって射殺された。一般人の負傷者は54人(ウイグル族32人、漢族22人)に上り、うち3人が重傷とされる。

ウイグル族による分離・独立運動が過激化するなか、現地では公安当局との衝突や無差別テロが多発している。14年4月30日には新疆ウイグル自治区の首府・烏魯木斉市の南駅、5月22日には同市内の朝市で、それぞれ爆弾テロ事件が発生し、複数の死傷者が出た。6月21日には同自治区カシュガル地区カルギリク県の地元公安局の建物にトラックが突入し、乗っていた武装集団が爆破装置を起爆させている。この事件では、警官3人が負傷。警察は暴徒側の13人を射殺した。直近では7月28日に喀什(カシュガル)地区莎車(ヤルカンド)県で刃物や斧を所持した武装グループが政府の関連施設や派出所を襲撃する事件が発生した。この事件では96人が死亡、215人が拘束されている。

新疆以外のエリアでも、雲南省昆明市の昆明駅で新疆の分裂独立勢力が関与したと見られる襲撃事件が3月1日に発生している。当局は「新疆分裂独立派によるテロ」と断定。習近平指導部は全国にテロ活動の徹底的な封じ込めを指示した。




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