(中国)アリババ:銀行業に参入、金融子会社が免許獲得
[14/09/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は29日、民営銀行2行の設立を認可したと発表した。うち1行は、電子商取引(Eコマース)最大手の阿里巴巴集団(アリババ・グループ、BABA/NY)が出資する銀行で、アリババは銀行業に新規参入することになる。複数メディアが29日伝えた。
今回設立の認可を取得したのは、「浙江網商銀行」と「上海華瑞銀行」。 うち浙江網商銀行には、アリババ傘下の金融サービス会社が30%、本土系コングロマリットの復星国際(00656/HK)が25%ずつ出資している。一方、上海華瑞銀行には、吉祥航空の親会社である上海均瑶集団などが資本参加した。
中小・零細企業への融資拡大に向け、中国政府は民営新銀行の設立を推進する立場。国有銀行が国営大手企業へ優先的に融資を行っている実態がその背景にある。これに先立つ今年3月には、インターネット・ポータルサイト最大手、騰訊HD(テンセント:00700/HK)などの出資する民営銀行3行が設立許可をそれぞれ取得した。
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今回設立の認可を取得したのは、「浙江網商銀行」と「上海華瑞銀行」。 うち浙江網商銀行には、アリババ傘下の金融サービス会社が30%、本土系コングロマリットの復星国際(00656/HK)が25%ずつ出資している。一方、上海華瑞銀行には、吉祥航空の親会社である上海均瑶集団などが資本参加した。
中小・零細企業への融資拡大に向け、中国政府は民営新銀行の設立を推進する立場。国有銀行が国営大手企業へ優先的に融資を行っている実態がその背景にある。これに先立つ今年3月には、インターネット・ポータルサイト最大手、騰訊HD(テンセント:00700/HK)などの出資する民営銀行3行が設立許可をそれぞれ取得した。
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