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(中国)ブームの「低年齢海外留学」に適応性不安、うつ病で登校拒否も

注目トピックス 経済総合
中国で中・高校生段階の「低年齢海外留学」がブームになっている。国内の大学受験一辺倒の詰め込み教育を避け、生徒の自主性を尊ぶ欧米の教育を受けさせたいという「親の願い」が込められている。しかし親元を離れて海外留学を成功させるには、経済条件のみならず、子どもの適応能力が大きな要素。子どもを海外に送り出す際には、普段から子どもの個性を十分に把握しておく必要があるようだ。国際商報が8日伝えた。

「好きなことや興味のあることをやらせ、独創性を育む。学業をマスターするだけでなく生活面でも自立した個人を作る」??この欧米の教育方針に共感し、今多くの中国の親が子どもたちを海外留学させている。1番人気は米国。2012〜13年の米国の私立高校における中国人留学生は2万3795人と、2005〜06年の65人の366倍に達した。また昨年のアメリカにおける全世界の高校留学生7300人のうち3分の1が中国人で占められた。オーストラリアやカナダ、英国の高校でも、最近は中国人留学生の増加が目立つ。

しかし海外留学がすべての子どもにバラ色の人生をもたらすとは限らない。海外留学に詳しいある専門家は「中・高校生というまだ低年齢のうちに子どもを海外に出すには、リスクを十分に考慮しなければならない。一番大きいのは性格。内向的な性格の子どもは海外でも孤立しやすく、環境になじめずうつ病になることもある。親は留学について子どもと事前に十分話し合うことが必要だ」と注意を促した。



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