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12月22日-26日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。

■22日（月）日本時間23日午前0時発表
○(米)11月中古住宅販売件数-予想は520万戸
参考となる10月実績は526万戸で堅実な数字だった。前年同月比では+2.5％増。不動産市況はまずまず好調であり、北西部、中西部、南部で販売が伸びた。在庫はやや増えており、価格上昇の兆しが出ていないことは好材料となる。

■23日（火）午後10時30分発表
○(米)7-9月期国内総生産（GDP）確報値-予想は前期比年率+4.3％
改定値+3.9％から上方修正される見込み。改定値では民間在庫投資が上方修正されたことによって全体の成長率を押し上げた。個人消費や民間設備投資も上方修正された。確定値では複数の項目が上方修正される可能性があるが、市場予想の+4.3％に届かない可能性がある。

■23日（火）日本時間24日午前0時発表
○(米)11月新築住宅販売件数-予想は46.0万戸
参考となる10月実績は前月比+0.7％の45.8万戸で市場予想をやや下回った。新築住宅販売価格の中央値は前年比+15.4％で過去最高を記録していることが要因。中西部などで販売は増加したが、全米レベルではまちまちの状況となっていたようだ。11月の数字は10月実績との比較で横ばいか、若干の増加にとどまる見込み。

■26日（金）午前8時30分発表
○(日)11月全国消費者物価コア指数-予想は前年比+2.7％
参考となる10月実績は、前年比+2.9％。先行指標となる東京都の11月消費者物価コア指数は前年比+2.4％だった。円安の影響は無視できないが、全国規模で物価上昇率は鈍化しつつあり、市場予想は妥当な水準か。



＜TN＞