政治から読み解く【経済と日本株】:片山虎之助氏「政策への評価は必ずしも高くないが」
[15/01/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
参議院議員の片山虎之助氏が「佐賀県知事選では、かなりな差で自公候補が敗れました。現政権が進める政策への評価が必ずしも高くないことは各種調査をみれば明らかですが、国政選挙ではそれが余り反映せず、地方選挙ではよりストレートに出るという傾向は、どう理解すべきなのでしょうか。」とツイートしている。
先週末に実施された佐賀県知事選挙では、安倍政権が応援する樋渡啓祐氏が敗北した。一部報道では「佐賀の乱(史実では1874年に発生した不平士族による乱)」と称されるほど、昨年末の衆議院選挙で圧勝した安倍政権に大きな衝撃を与えた格好に。
農政連など農協関連団体が推した無所属の山口祥義氏が勝利したことから、今後、TPP及びアベノミクス「第3の矢」の一つである農協改革の進展に少なからず影響が出てきそうだ。山口氏は「佐賀のことは佐賀で」というスタンスで選挙戦を進めていた。「地方創生」を声高に叫ぶ第3次安倍内閣の出鼻をくじく格好となったが、「第3の矢」への失望感が株式市場で意識されれば、外国人投資家の売り圧力が強まる可能性もある。
<MT>
先週末に実施された佐賀県知事選挙では、安倍政権が応援する樋渡啓祐氏が敗北した。一部報道では「佐賀の乱(史実では1874年に発生した不平士族による乱)」と称されるほど、昨年末の衆議院選挙で圧勝した安倍政権に大きな衝撃を与えた格好に。
農政連など農協関連団体が推した無所属の山口祥義氏が勝利したことから、今後、TPP及びアベノミクス「第3の矢」の一つである農協改革の進展に少なからず影響が出てきそうだ。山口氏は「佐賀のことは佐賀で」というスタンスで選挙戦を進めていた。「地方創生」を声高に叫ぶ第3次安倍内閣の出鼻をくじく格好となったが、「第3の矢」への失望感が株式市場で意識されれば、外国人投資家の売り圧力が強まる可能性もある。
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