ギリシャ債務協議=「囚人のジレンマ」+「チキンゲーム」
[15/02/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
2月末のギリシャ救済プログラムの期限に向けて、ギリシャ反緊縮政権と国際支援団との間で「チキンゲーム」が続いているが、それぞれの陣営の駆け引きは「囚人のジレンマ」的な様相を呈している。
そして、ゲームを複雑にしているのは、ウクライナ紛争で、メルケル独首相とオランド仏大統領と停戦合意したプーチン露大統領が、ロシアの長年の野望であったギリシャに橋頭堡を築こうと目論んでいることかもしれない。
チキンゲームの崖の下には、ギリシャのデフォルト(債務不履行)、ユーロ圏からの離脱が待ち構えているが、崖の途中に、ロシアがギリシャを救済するというセーフティーネットが張られているのならば、バルファキス・ギリシャ財務相は緊縮財政措置という条件のない「つなぎ融資」を主張し続けることが出来る。
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そして、ゲームを複雑にしているのは、ウクライナ紛争で、メルケル独首相とオランド仏大統領と停戦合意したプーチン露大統領が、ロシアの長年の野望であったギリシャに橋頭堡を築こうと目論んでいることかもしれない。
チキンゲームの崖の下には、ギリシャのデフォルト(債務不履行)、ユーロ圏からの離脱が待ち構えているが、崖の途中に、ロシアがギリシャを救済するというセーフティーネットが張られているのならば、バルファキス・ギリシャ財務相は緊縮財政措置という条件のない「つなぎ融資」を主張し続けることが出来る。
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