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昨日19日、ギリシャ政府がユーロ圏に6カ月間の融資延長を要請し、本日、ユーロ圏財務相会合で融資を延長するか否かが協議される。

ドイツの当局者は、多様な解釈の余地を残すもので「トロイの木馬」のようだとの警戒感を示している。

市場では、「ギリシャのユーロ離脱の可能性は50％」、「ユーロ離脱のリスクは2012年の債務危機の時よりも高い」との悲観的な見方も残っている。

オズボーン英財務相は、「プランBを用意したか」と確認したことで、ユーロ圏財務相から反発された。

2012年、欧州委員会、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)が、グリグジット(Grexit：ギリシャのユーロ離脱)への対応策として「プランZ」を検討していた。

本日のユーロ圏財務相会合では、「プランB」も「プランZ」も無く、ギリシャが仕掛けた「トロイの木馬」の蓋が開けられることになる。




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