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パソコン（PC）世界最大手の聯想集団(レノボ・グループ：992/HK)のオフィシャルサイト（Lenovo.com）が26日午前5時ごろ、ハッカーによるサイバー攻撃を受けた。サイト画面に反逆する若者の写真が貼り付けられ、米国映画『ハイスクール・ミュージカル?』の楽曲「Breaking Free （自由をつかめ）」が繰り返し流れる状況が発生した。レノボははすでに同サイトの修復作業を完了している。
一部メディア情報によれば、現時点で犯行声明などは出されていないが、攻撃を仕掛けたハッカー集団は「Lizard Squad」の可能性が高いとされる。「Lizard Squad」は過去にもソニーやマイクロソフトを攻撃した経緯がある。
レノボを巡っては、同社製のタブレット端末、PCに搭載されているソフトウェア「スーパーフィッシュ」について、外部から情報などを盗み取られる可能性がある欠陥商品との指摘を受けたばかり。ユーザーからの批判が高まっている。同ソフトが悪用されれば、ネット上の接続を乗っ取り、各ユーザーを監視することも可能になるという。これを受けて、レノボは21日、「スーパーフィッシュ」を削除する手順をネット上で公開した。レノボがハッカー攻撃の対象となった背景として、「スーパーフィッシュ」との関係性が浮上している。

【亜州IR】



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