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中国人民銀行（中央銀行）が商業銀行5行に対し、預金準備率の追加引き下げを認め
た。引き下げ幅は0.5％。証券時報が26日伝えた。
報道によると、同5行はそれぞれ北京銀行(601169/SH)、盛京銀行(2066/HK)、南京
銀行(601009/SH)、重慶銀行(1963/HK)、徽商銀行(3698/HK)。人民銀は今月5日付です
べての商業銀行を対象に預金準備率を引き下げている。零細企業向けの融資が一定の
基準を満たした商業銀行などを対象に、追加の引き下げを認める方針も示していた。
金融緩和への期待感が根強い中国では、早期の追加利下げ観測も浮上している。
人民銀の機関紙「金融時報」は26日、「デフレの可能性に対応するため、預金準備率
や政策金利を適度に調整すべき」との専門家の寄稿記事を掲載した。また、JPモルガ
ン・チェースのエコノミストは、3月にも利下げが実施される可能性があると分析。
デフレ圧力が強まるなかで実質金利が押し上げられ、内需の低迷につながる可能性を
指摘している。

【亜州IR】



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