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中国の検索エンジン最大手、百度の李彦根・董事長はこのほど、インターネット連
携型の車載情報システムを搭載した「スマートカー」の研究開発を進めていることを
明らかにした。年内にも発表する計画という。外電が10日伝えた。
5日開幕の全国人民代表大会（全人代）に出席した李董事長は、インターネット業
界が伝統産業の発展を刺激し、その効率を引き上げることができるとコメント。国家
戦略としてスマート技術の発展を促す必要性を強調した。特にロボットや自動車など
の分野において、応用が可能と指摘している。
中国では昨年以降、スマートカー分野で自動車メーカーとインターネット企業が
提携する動きが活発化。百度も昨年7月、自動運転技術の開発でBMWと協力すると公表
した。このほか、中国Eコマース最大手の阿里巴巴集団(アリババ・グループ)も、自
動車最大手の上海汽車集団と提携関係を結んでいる。

【亜州IR】



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