ユーロの幕を引く歴史的な名前
[15/04/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
ギリシャはヨーロッパ文明の揺籃であり、ヨーロッパ及びユーロという名前は、ゼウスが略奪してきたフェニキア王女エウロパに由来する。
ギリシャがユーロ圏から離脱した場合、重債務国の連鎖的な離脱が懸念されるため、ユーロ崩壊のきっかけとなる可能性が高いことで、誰しもユーロ崩壊の歴史に名前を残すことは避けたい、と思われる。
本日29日、ギリシャ政府は、新しい改革案を国際支援団に提出し、第2次救援プログラムの残金72億ユーロの融資を要請するが、新しい交渉役は、評判が悪かったバルファキス・ギリシャ財務相からトサカロトス・ギリシャ外務副大臣へ変わった。
また、本日は、欧州中央銀行がギリシャに対する生命維持装置、緊急流動性支援に関する協議を行うが、ドラギ欧州中銀総裁は、市場で警戒されているヘア・カットの拡大には踏み切れない、と予想されている。
ギリシャ政府は、国際通貨基金からの返済が迫られているが、ラガルドIMF専務理事による返済猶予も期待されている。
<MY>
ギリシャがユーロ圏から離脱した場合、重債務国の連鎖的な離脱が懸念されるため、ユーロ崩壊のきっかけとなる可能性が高いことで、誰しもユーロ崩壊の歴史に名前を残すことは避けたい、と思われる。
本日29日、ギリシャ政府は、新しい改革案を国際支援団に提出し、第2次救援プログラムの残金72億ユーロの融資を要請するが、新しい交渉役は、評判が悪かったバルファキス・ギリシャ財務相からトサカロトス・ギリシャ外務副大臣へ変わった。
また、本日は、欧州中央銀行がギリシャに対する生命維持装置、緊急流動性支援に関する協議を行うが、ドラギ欧州中銀総裁は、市場で警戒されているヘア・カットの拡大には踏み切れない、と予想されている。
ギリシャ政府は、国際通貨基金からの返済が迫られているが、ラガルドIMF専務理事による返済猶予も期待されている。
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