ギリシャのG−デイ
[15/05/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
本日26日から、ギリシャ政府と国際債権団の債務交渉が再開され、28日には、電話で臨時ユーロ圏財務相会合が行われる。
今月末は、メルケル独首相とオランド仏大統領が設定した交渉期限だが、同時に、ギリシャ政府には、公務員に対する給与と年金の支払い17億ユーロが控えている。
そして、6月になれば、国際通貨基金(IMF)に対する債務返済15.77億ユーロが控えている。
5日:3.12億ユーロ
12日:3.45億ユーロ
16日:5.75億ユーロ
19日:3.45億ユーロ
5月の国際通貨基金(IMF)への債務返済は、特別引き出し権(SDR)を取り崩して実行されたが、6月の債務返済は、国際債権団による救援プログラムの残金72億ユーロの融資が無ければ実行できないと報じられている。
6月6日は、1944年のノルマンディー上陸作戦が決行された「D−デイ」だが、グリグジット(Grexit:ギリシャのユーロ離脱)、「G-デイ」が現実味を帯びる日となるのかもしれない。
<MY>
今月末は、メルケル独首相とオランド仏大統領が設定した交渉期限だが、同時に、ギリシャ政府には、公務員に対する給与と年金の支払い17億ユーロが控えている。
そして、6月になれば、国際通貨基金(IMF)に対する債務返済15.77億ユーロが控えている。
5日:3.12億ユーロ
12日:3.45億ユーロ
16日:5.75億ユーロ
19日:3.45億ユーロ
5月の国際通貨基金(IMF)への債務返済は、特別引き出し権(SDR)を取り崩して実行されたが、6月の債務返済は、国際債権団による救援プログラムの残金72億ユーロの融資が無ければ実行できないと報じられている。
6月6日は、1944年のノルマンディー上陸作戦が決行された「D−デイ」だが、グリグジット(Grexit:ギリシャのユーロ離脱)、「G-デイ」が現実味を帯びる日となるのかもしれない。
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