ギリシャ:2008年3月(ベア・スターンズ)から9月(リーマン)へ
[15/05/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事は、「ギリシャがユーロ圏を離脱する可能性はあるが、その場合でもユーロ圏は崩壊しない」と述べた。
ギリシャ政府は、来週5日に国際通貨基金(IMF)に対して3.08億ユーロの債務返済を控えているが、国際債権団による第2次救援プログラムの残金72億ユーロの融資が無ければ、デフォルト(債務不履行)に陥る可能性が警戒されている。
2008年3月、米国第5位の投資銀行ベア・スターンズは、デフォルト(債務不履行)に陥ったが、JPモルガンによる買収で救済された。
しかし、2008年9月、米国第5位の投資銀行リーマン・ブラザーズは、6000億ドルの負債を抱える史上最大規模の破綻となった。
ギリシャの場合、2012年の債務危機への国際債権団による金融支援は、ベア・スターンズの段階であり、今回の債務危機は、リーマン・ブラザーズの段階なのかもしれない。
破綻は週末に決断されがちであることで、今週末のギリシャ情勢に要警戒か。
<MY>
ギリシャ政府は、来週5日に国際通貨基金(IMF)に対して3.08億ユーロの債務返済を控えているが、国際債権団による第2次救援プログラムの残金72億ユーロの融資が無ければ、デフォルト(債務不履行)に陥る可能性が警戒されている。
2008年3月、米国第5位の投資銀行ベア・スターンズは、デフォルト(債務不履行)に陥ったが、JPモルガンによる買収で救済された。
しかし、2008年9月、米国第5位の投資銀行リーマン・ブラザーズは、6000億ドルの負債を抱える史上最大規模の破綻となった。
ギリシャの場合、2012年の債務危機への国際債権団による金融支援は、ベア・スターンズの段階であり、今回の債務危機は、リーマン・ブラザーズの段階なのかもしれない。
破綻は週末に決断されがちであることで、今週末のギリシャ情勢に要警戒か。
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