(中国)貯蓄できない“月光族”、広州青年の27%に
[15/07/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
広東省広州市に住む若年層のうち、全体の4分の1超が貯蓄しない、またはできない“月光族”である実態がこのほど分かった。市内11区に常住する15〜34歳の青年4207人にアンケート調査を実施。全体の85%から有効回答を得た結果という。中国共産主義青年団・広州市委員会がこのほど発表した「広州青年発展報告(2015)」の内容として、南方日報が27日付で伝えた。
毎月の収入全額を使い切って残せない若年層の比率は、全体の26.9%に拡大。3年前との比較で10.6ポイントも上昇した。金銭の使途に関しては、ネット通販などに消える例が多い。2014年の調査では、若年層のネット通販消費額が毎月224.78人民元(約4460円)に増えていたという。
貯蓄する習慣のないこれら“月光族”に対し、金融専門家は「周囲から『守銭奴』と言われようが、少額ずつでも貯蓄する習慣を身に着けるべき」と指摘。「長期ファンドを購入するなども、良い選択肢の一つ」と補足した。
この現象は、首都の北京市もほぼ同様。若者労働者の4分の1が毎月の給料を全部使い果たす“月光族”とされる。漢字「光」には、使い果たすなどの意味もある。
【亜州IR】
<ZN>
毎月の収入全額を使い切って残せない若年層の比率は、全体の26.9%に拡大。3年前との比較で10.6ポイントも上昇した。金銭の使途に関しては、ネット通販などに消える例が多い。2014年の調査では、若年層のネット通販消費額が毎月224.78人民元(約4460円)に増えていたという。
貯蓄する習慣のないこれら“月光族”に対し、金融専門家は「周囲から『守銭奴』と言われようが、少額ずつでも貯蓄する習慣を身に着けるべき」と指摘。「長期ファンドを購入するなども、良い選択肢の一つ」と補足した。
この現象は、首都の北京市もほぼ同様。若者労働者の4分の1が毎月の給料を全部使い果たす“月光族”とされる。漢字「光」には、使い果たすなどの意味もある。
【亜州IR】
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