日米中の注目経済指標:7-9月期中国GDPに注目、多少の成長鈍化は織り込み済み
[15/10/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
10月19日-23日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。
■19日(月)午前11時発表予定
○(中国)7-9月期国内総生産(GDP)-予想は前年比+6.8%
参考となる4-6月期の数字は前年比+7.0%。生産、投資がやや停滞しており、成長率は鈍化しつつある。7-9月期は不動産開発投資や生産の伸び悩みが想定されており、成長率はさらに鈍化する見込み。なお、国家統計局は7-9月期より、四半期の経済活動を基に国内総生産を算出する。短期的な変動をこれまでよりも統計に反映させることで、新たな算出方法は先進主要国基準に沿うものになる。
■20日(火)午後9時30分発表予定
○(米)9月住宅着工件数-予想は114.2万戸
参考となる8月実績は前月比-3%の112.6万戸で市場予想を下回った。全米4地域のうち3地域で着工件数は減少しており、増加したのは南部のみ。ただし、雇用情勢は改善しており、9月については、8月減少の反動増が予想されており、市場予想は妥当か。
■21日(水)午後9時30分発表予定
○(日)9月貿易収支-予想は+935億円
参考となる8月実績は-5697億円。原油安によって輸入額は減少したが、輸出は伸び悩んでおり、5カ月連続の貿易赤字となった。9月については輸出低迷が続いているが、輸入額の減少が予想されていることから、わずかな黒字となる可能性がある。
■22日(木)午後11時発表予定
○(米)9月中古住宅販売件数-予想は536万戸
参考となる8月実績は前月比-4.8%の531万戸で市場予想を下回った。在庫が販売を抑えたようだが、住宅ローン金利が低水準で安定していることは好材料。中古住宅価格は前年同月比+4.7%で需要は減少していないことから、9月は8月実績をやや上回るとみられる。
その他の主な経済指標の発表予定は、20日(火):(米)9月住宅建設許可件数、23日(米):
(金)10月マークイット製造業PMI。
<FA>
■19日(月)午前11時発表予定
○(中国)7-9月期国内総生産(GDP)-予想は前年比+6.8%
参考となる4-6月期の数字は前年比+7.0%。生産、投資がやや停滞しており、成長率は鈍化しつつある。7-9月期は不動産開発投資や生産の伸び悩みが想定されており、成長率はさらに鈍化する見込み。なお、国家統計局は7-9月期より、四半期の経済活動を基に国内総生産を算出する。短期的な変動をこれまでよりも統計に反映させることで、新たな算出方法は先進主要国基準に沿うものになる。
■20日(火)午後9時30分発表予定
○(米)9月住宅着工件数-予想は114.2万戸
参考となる8月実績は前月比-3%の112.6万戸で市場予想を下回った。全米4地域のうち3地域で着工件数は減少しており、増加したのは南部のみ。ただし、雇用情勢は改善しており、9月については、8月減少の反動増が予想されており、市場予想は妥当か。
■21日(水)午後9時30分発表予定
○(日)9月貿易収支-予想は+935億円
参考となる8月実績は-5697億円。原油安によって輸入額は減少したが、輸出は伸び悩んでおり、5カ月連続の貿易赤字となった。9月については輸出低迷が続いているが、輸入額の減少が予想されていることから、わずかな黒字となる可能性がある。
■22日(木)午後11時発表予定
○(米)9月中古住宅販売件数-予想は536万戸
参考となる8月実績は前月比-4.8%の531万戸で市場予想を下回った。在庫が販売を抑えたようだが、住宅ローン金利が低水準で安定していることは好材料。中古住宅価格は前年同月比+4.7%で需要は減少していないことから、9月は8月実績をやや上回るとみられる。
その他の主な経済指標の発表予定は、20日(火):(米)9月住宅建設許可件数、23日(米):
(金)10月マークイット製造業PMI。
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