16年の中国成長率は6.8%の見通し、不動産市場の安定化がカギ=人民銀など
[15/12/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
中国人民銀行(中央銀行)はきのう16日に発表したリポートでは、2016年の中国の成長率が6.8%となり、今年の予測6.9%を下回るとの見方を示した。また、政府系シンクタンクである社会科学院も、2016年の中国の成長率が6.6-6.8%になると予測した。
社科院は、中国経済の減速圧力が高まっていると指摘し、適切な財政支出の拡大が必要だと強調した。2016年の財政赤字を5000億元(約1兆円)拡大させることが妥当だとの見方を示した。
また、人民銀と社科院は、来年の中国経済について、不動産市場の安定成長が不可欠だとの見方で一致した。政府が不動産在庫の消化や市場の安定成長を維持させるため、追加の支援策を発表するとも予測されている。また、人民銀は、金融緩和の継続が必要だとの認識も示した。
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社科院は、中国経済の減速圧力が高まっていると指摘し、適切な財政支出の拡大が必要だと強調した。2016年の財政赤字を5000億元(約1兆円)拡大させることが妥当だとの見方を示した。
また、人民銀と社科院は、来年の中国経済について、不動産市場の安定成長が不可欠だとの見方で一致した。政府が不動産在庫の消化や市場の安定成長を維持させるため、追加の支援策を発表するとも予測されている。また、人民銀は、金融緩和の継続が必要だとの認識も示した。
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