人民元:オンショア市場で4年半ぶりの安値、中国当局のストレス・テストか
[15/12/29]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 経済総合
人民元の対米ドル為替レートはきのう28日、オンショア市場では1米ドル=6.488元で取引され、約4年半ぶりの元安を更新した。元取引参加者によると、きのう午後2時半ごろ、中国資本による撤退が目立っており、この時点から市場では米ドル買いが加速したという。
外資機関投資家は、元の下落について、中国人民銀行(中央銀行)が年末の閑散相場で元のストレス・テスト(下落圧力)を実施しているとの見方を示した。
一方、スタンダード・チャータードのエコノミストMike Moran氏は、閑散相場の時に元のストレス・テストを実施しても正確な結果を得られないと指摘。今後の元の先行きに引き続き注目する必要があると強調した。
<ZN>
外資機関投資家は、元の下落について、中国人民銀行(中央銀行)が年末の閑散相場で元のストレス・テスト(下落圧力)を実施しているとの見方を示した。
一方、スタンダード・チャータードのエコノミストMike Moran氏は、閑散相場の時に元のストレス・テストを実施しても正確な結果を得られないと指摘。今後の元の先行きに引き続き注目する必要があると強調した。
<ZN>