(中国)16年の成長率は6.7%の見通し、引き続き減速圧力
[15/12/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
中国政府系シンクタンクである社会科学院はきのう28日、NAESマクロ経済情勢の分析会を主催した。ここでは、2016年の国内総生産(GDP)成長率が6.7%まで鈍化し、消費者物価指数(CPI)上昇率が1.3%になるとの見通しが示された。
社科院は、2015年の中国経済が「新常態(ニューノーマル)」に入っており、財政政策の強化か、柔軟な金融政策の実施、構造改革や成長モデルの転換などを通じて中国経済がソフト・ランディングを実現したと指摘。2015年の成長率が6.9%前後、CPI上昇率が1.4%前後になると予測した。
また、中国経済の減速圧力が2016年に引き続き存在するとの見方を示し、需要と供給両方から強化する必要があるとの見方を示した。
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社科院は、2015年の中国経済が「新常態(ニューノーマル)」に入っており、財政政策の強化か、柔軟な金融政策の実施、構造改革や成長モデルの転換などを通じて中国経済がソフト・ランディングを実現したと指摘。2015年の成長率が6.9%前後、CPI上昇率が1.4%前後になると予測した。
また、中国経済の減速圧力が2016年に引き続き存在するとの見方を示し、需要と供給両方から強化する必要があるとの見方を示した。
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