中国の不動産バブル崩壊、世界経済に衝撃も
[16/01/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
中国の不動産バブルが崩壊すれば、世界経済に大きな衝撃を与える恐れがあると警告されている。
外国メディアはこのほど、中国における住宅購入の頭金が割高であるため、米国で起きたサブプライムローン問題が中国で発生する確率が低いとの見方を示した。
ただ、全米世帯の金融資産が全資産の71.7%を占めているとは対照的に、不動産資産は中国全世帯の資産の74.7%を占めていると指摘された。北京や上海など主要都市の住宅価格が市民の購買力を大幅に上回っているほか、中小都市の在庫水準が危険なレベルまで達していると強調された。また、中国の国内総生産(GDP)に占める不動産関連産業の割合が約15%に上るため、不動産バブルの崩壊が中国だけでなく、世界経済にも衝撃を与えると警告された。
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外国メディアはこのほど、中国における住宅購入の頭金が割高であるため、米国で起きたサブプライムローン問題が中国で発生する確率が低いとの見方を示した。
ただ、全米世帯の金融資産が全資産の71.7%を占めているとは対照的に、不動産資産は中国全世帯の資産の74.7%を占めていると指摘された。北京や上海など主要都市の住宅価格が市民の購買力を大幅に上回っているほか、中小都市の在庫水準が危険なレベルまで達していると強調された。また、中国の国内総生産(GDP)に占める不動産関連産業の割合が約15%に上るため、不動産バブルの崩壊が中国だけでなく、世界経済にも衝撃を与えると警告された。
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