ソロス・ファンド:アジア通貨など空売り、中国もターゲットか
[16/01/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
著名投資家ジョージ・ソロス氏が管理・運用するソロス・ファンド・マネジメントは先週、先週末スイスのダボスで開幕した年次総会ダボス会議の席上で、米株の空売りを発言。また、資源輸出国の株式市場やアジア通貨の売りも明らかにした。
最近の人民元・香港ドルの急落を受け、ソロス・ファンドの発言がアジア金融危機(97年後半から98年)の再来懸念を強めている。
ソロス・ファンドはQFII(適格国外機関投資家)を通じて20億-30億元(約360億-540億円)のA株を取得しているとみられている。ソロス・ファンドによる空売りがA株式市場に与えるインパクトが大きくないものの、ほかの海外機関投資家がソロス・ファンドに追随した場合、A株式市場や人民元を含むアジア通貨が暴落する恐れがあると警戒されている。
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最近の人民元・香港ドルの急落を受け、ソロス・ファンドの発言がアジア金融危機(97年後半から98年)の再来懸念を強めている。
ソロス・ファンドはQFII(適格国外機関投資家)を通じて20億-30億元(約360億-540億円)のA株を取得しているとみられている。ソロス・ファンドによる空売りがA株式市場に与えるインパクトが大きくないものの、ほかの海外機関投資家がソロス・ファンドに追随した場合、A株式市場や人民元を含むアジア通貨が暴落する恐れがあると警戒されている。
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