日米の注目経済指標:1月米雇用統計で米利上げペースを先読み
[16/01/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
2月1日-5日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。
■1日(月)日本時間2日午前0時発表予定
○(米)1月ISM製造業景況指数-予想は48.5
参考となる前月実績は48.2。先行指標となるマークイット1月製造業PMIは52.7で12月実績の51.2を上回っていることから、1月のISM製造業景況指数は12月実績をやや上回る可能性がある。それでも輸出部門の伸び悩みなどで50を大きく下回ることが確実視されており、市場予想は妥当な水準か。
■3日(水)午後10時15分発表予定
○(米)1月ADP雇用統計-予想は前月比+19.5万人
参考となる12月実績は、前月比+25.7万人。1月については新規失業保険申請件数が増加していることから、雇用者数は12月実績を下回る見込み。前年のケースでは1月が+21.3万人で12月実績の+25.3万人を下回っていた。2015年12月に25.7万人増加した反動で今年1月の雇用者増加数は20万人をやや下回る可能性がある。
■5日(金)午後10時30分発表予定
○(米)12月貿易収支-予想は-427億ドル
参考となる11月実績は-423.7億ドルで貿易赤字はやや縮小。輸入額の減少が輸出減を相殺した。12月については、ドル高や輸入原油価格の低下によって輸入金額は前月比で減少する可能性があるが、輸出も伸び悩んでおり、貿易赤字額は横ばいか、若干増加する可能性がある。
■5日(金)午後10時30分発表予定
○(米)1月雇用統計-予想は、非農業部門雇用者数は前月比+20.0万人、失業率は5.0%
参考となる非農業部門雇用者数の12月実績は前月比+29.2万人。1月については、同月中旬の新規失業保険申請件数がやや増加していることから、雇用者数の増加は12月実績を下回る見込み。ただし、20万人程度の増加ならば、利上げ継続には十分な水準となる。失業率は12月と同じ5.0%と予想する。
その他の主な経済指標の発表予定は、1日(月):(米)12月個人所得・支出、(米)12月PCEコア指数、3日(水):(米)1月ISM非製造業景況指数、5日(金):(日)12月景気先行指数・景気一致指数。
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■1日(月)日本時間2日午前0時発表予定
○(米)1月ISM製造業景況指数-予想は48.5
参考となる前月実績は48.2。先行指標となるマークイット1月製造業PMIは52.7で12月実績の51.2を上回っていることから、1月のISM製造業景況指数は12月実績をやや上回る可能性がある。それでも輸出部門の伸び悩みなどで50を大きく下回ることが確実視されており、市場予想は妥当な水準か。
■3日(水)午後10時15分発表予定
○(米)1月ADP雇用統計-予想は前月比+19.5万人
参考となる12月実績は、前月比+25.7万人。1月については新規失業保険申請件数が増加していることから、雇用者数は12月実績を下回る見込み。前年のケースでは1月が+21.3万人で12月実績の+25.3万人を下回っていた。2015年12月に25.7万人増加した反動で今年1月の雇用者増加数は20万人をやや下回る可能性がある。
■5日(金)午後10時30分発表予定
○(米)12月貿易収支-予想は-427億ドル
参考となる11月実績は-423.7億ドルで貿易赤字はやや縮小。輸入額の減少が輸出減を相殺した。12月については、ドル高や輸入原油価格の低下によって輸入金額は前月比で減少する可能性があるが、輸出も伸び悩んでおり、貿易赤字額は横ばいか、若干増加する可能性がある。
■5日(金)午後10時30分発表予定
○(米)1月雇用統計-予想は、非農業部門雇用者数は前月比+20.0万人、失業率は5.0%
参考となる非農業部門雇用者数の12月実績は前月比+29.2万人。1月については、同月中旬の新規失業保険申請件数がやや増加していることから、雇用者数の増加は12月実績を下回る見込み。ただし、20万人程度の増加ならば、利上げ継続には十分な水準となる。失業率は12月と同じ5.0%と予想する。
その他の主な経済指標の発表予定は、1日(月):(米)12月個人所得・支出、(米)12月PCEコア指数、3日(水):(米)1月ISM非製造業景況指数、5日(金):(日)12月景気先行指数・景気一致指数。
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