(中国)住宅ローン頭金、引き下げる必要=人民銀・周総裁
[16/02/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は26日、個人住宅ローンを申し込む時の頭金について、適切に引き下げる必要があると発言した。銀行の貸出残高のうち、個人住宅ローンの割合20%以下にとどまっていると指摘。これとは対照的に、一部国の割合は40-50%になっている。
中国の住宅ローンの利用割合が低い背景について、社会信用システムが健全でないことや国民の金融意識が高くないこと、銀行が貸し渋っていることなどが挙げられている。
また、都市部に定住している農民工(農村部から都市部への出稼ぎ労働者)の住宅取得割合は全体の1%にとどまり、農民工の住宅問題を適切に解決する必要があると強調された。こうした実需的な住宅取得が経済の健全成長にも寄与すると期待されている。
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中国の住宅ローンの利用割合が低い背景について、社会信用システムが健全でないことや国民の金融意識が高くないこと、銀行が貸し渋っていることなどが挙げられている。
また、都市部に定住している農民工(農村部から都市部への出稼ぎ労働者)の住宅取得割合は全体の1%にとどまり、農民工の住宅問題を適切に解決する必要があると強調された。こうした実需的な住宅取得が経済の健全成長にも寄与すると期待されている。
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