(中国)「深港通」:2カ月以内に発表か、A株への資金流入期待が高まる
[16/04/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
「深港通(深センと香港の株式市場の相互乗り入れ)」の導入をめぐり、2カ月以内に発表される可能性が高まっている。中国メディアはきょう28日、中国政府トップが年内の深港通導入を相次いで発言している上、準備作業がすでに数カ月前から開始しており、詳細な導入時期や規則などが2カ月以内に発表されると予測している。
上海市場に比べて深セン市場に上場している業種は、ITや医薬、消費、新素材など高成長の銘柄が主流となっているほか、70%以上が民営企業であるため、外資に人気が高いといわれている。深港通が開通されるなら資金の流入が「滬港通(上海と香港の株式市場の相互乗り入れ)」の導入より速いペースになると期待されている。
なお、適格国外機関投資家(QFII)を通じて深セン市場に流入している外資は直近3年で最初の500億元(約9000億円)強から1600億元強まで急速に拡大しており、その3割は中小企業向け市場(中小企業板)やベンチャーボード(創業板)に流入している。
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上海市場に比べて深セン市場に上場している業種は、ITや医薬、消費、新素材など高成長の銘柄が主流となっているほか、70%以上が民営企業であるため、外資に人気が高いといわれている。深港通が開通されるなら資金の流入が「滬港通(上海と香港の株式市場の相互乗り入れ)」の導入より速いペースになると期待されている。
なお、適格国外機関投資家(QFII)を通じて深セン市場に流入している外資は直近3年で最初の500億元(約9000億円)強から1600億元強まで急速に拡大しており、その3割は中小企業向け市場(中小企業板)やベンチャーボード(創業板)に流入している。
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