一帯一路構想で中国が世界の港「爆買い」、露メディア報じる
[16/04/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
ロシアメディアはこのほど、中国が「一帯一路(陸海のシルクロード経済圏)」構想を実現するため、巨額の資金を投じ、世界各地で港を買い漁っていると報じた。例えば直近では、国営の中国遠洋(コスコ)グループが3億6850万ユーロ(約465億円)を投じ、ギリシャ最大のピレウス港を買収している。中国ニュースサイトの参考消息網が27日、ロシアメディアの報道を引用して伝えた。
ロシアメディアは記事のなかで、「中国は自国製品を最短期間で西側の消費者に運ぶため、海上輸送ルートを支配下に置きたい考えだ」との専門家のコメントを紹介。また、「アルジェリアやオーストラリア、カナダ、パキスタンなどの国でも港湾を買収しているが、今のところ、中国の買収計画にロシアの港は含まれていない」とも伝えた。
中国が掲げる「一帯一路」構想には、東南アジア、中東、アフリカ、欧州連合(EU)諸国との経済協力を強化し、物流を改善する方針が盛り込まれている。ある専門家は、「ロシアについてはこの構想に含まれていないため、港湾買収の具体的な話が出てきていない」と分析した。
【亜州IR】
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ロシアメディアは記事のなかで、「中国は自国製品を最短期間で西側の消費者に運ぶため、海上輸送ルートを支配下に置きたい考えだ」との専門家のコメントを紹介。また、「アルジェリアやオーストラリア、カナダ、パキスタンなどの国でも港湾を買収しているが、今のところ、中国の買収計画にロシアの港は含まれていない」とも伝えた。
中国が掲げる「一帯一路」構想には、東南アジア、中東、アフリカ、欧州連合(EU)諸国との経済協力を強化し、物流を改善する方針が盛り込まれている。ある専門家は、「ロシアについてはこの構想に含まれていないため、港湾買収の具体的な話が出てきていない」と分析した。
【亜州IR】
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