(中国)上場デベロッパーの負債比率は96%、過去最高
[16/05/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
中国不動産協会が発表した「2016年上場デベロッパーに関する評価報告書」の中で、2015年の上場デベロッパーの負債比率は96.09%まで上昇し、前年を7.23%上回ったという結果が示された。これは前年に続き、再び過去最高を記録した。
業務拡張の資金が融資などに依存する体質は変わっていないことが浮き彫りになった。また、2015年の上場デベロッパーの平均自己資本利益率(ROE)と総資産の収益(ROTA)はともに縮小し、2009年以来の最低水準となった。
一方、2015年の販売好調などでキャッシュ・フローの改善がみられたと指摘された。また、上場デベロッパー全体の総資産も前年から30.88%増加。全体の純利益は15億9400万元(約270億円)と、前年比で6.14%増加した。
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業務拡張の資金が融資などに依存する体質は変わっていないことが浮き彫りになった。また、2015年の上場デベロッパーの平均自己資本利益率(ROE)と総資産の収益(ROTA)はともに縮小し、2009年以来の最低水準となった。
一方、2015年の販売好調などでキャッシュ・フローの改善がみられたと指摘された。また、上場デベロッパー全体の総資産も前年から30.88%増加。全体の純利益は15億9400万元(約270億円)と、前年比で6.14%増加した。
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