英国EU離脱問題の金相場への影響は、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
[16/06/17]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 経済総合
こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
英国がEU(欧州連合)から離脱するか否かを問う国民投票(6月23日)が迫り世界中の注目度が増しています。
マーケットを見てみてもその影響は感じられますよね。
この英国のEU離脱問題をBritain(英国)とExit( 退出する)を組み合わせてBrexit(ブレグジッド)と言います。
金相場もブレグジッド・トレードにより値動きの荒い展開が続いていますね。
松永さんによると
『ブックメーカー(賭け屋)大手のベットフェアによる昨日(注:6月16日)のオッズは、序盤で「残留60%、離脱40%」となりましたが、英国女性議員殺害の報道で、「残留65%、離脱35%」へと変化しました。それによりマーケット全体が少しリスクオンの流れとなったことを受けて、昨夜のNYダウが上昇し、NY金が下落したようです。』とのこと。
英国の国民投票の結果と金相場については、
『金相場は、来週23日の国民投票で「残留」となれば下落し、「離脱」となれば上昇することも予想されます。』
との見解。
最新の世論調査では離脱派が大幅に増加したと報道されていますが、
松永さんは
『「残留有利」と考えるのであれば、国民投票後の下落場面が金相場の買い場となる可能性もあります。一方、「離脱」となれば、金相場が急騰して買い場を逃す可能性もあります。』とおっしゃっていました。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研〜北浜の虎と呼ばれた男〜」の6月17日付の「金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 三井智映子
<NO>