英国民投票EU離脱派の勝利で金が買われる、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
[16/06/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
英国民投票でのEU離脱派の勝利を受けて、世界経済の先行き不透明感からリスクオフの流れとなりました。
英ポンドが急落、ユーロも売られ、主要国の株式相場も大幅に売り込まれています。
そして安全資産といわれる金相場が急騰しています。23日のNY金は一時1355ドルまで急騰。1320ドルで先週末の取引を終えています。
この金相場の先行きがどうなるのか、気になるところですよね。
松永さんによると
『英国国民投票の結果を受けてブルームバーグがトレーダー12人を対象に実施した調査の中央値によれば、NY金は年末までに1オンス当たり1424ドルに上昇するとの結果となりました。』ということです。
また
『先週23日のVIX指数(恐怖指数)は、一時26.24ポイントまで上昇し、2月16日以来の高水準となりました。恐怖指数の年初来最高値は、1月20日の32.09ポイントです。』と述べられています。
この恐怖指数について、
『先週末の恐怖指数の急上昇を見れば、投資家の不安心理がどれだけ急速に高まったのかが伺えます。』とおっしゃっていました。
NY金は2年ぶりの高値まで上昇しましたが、
『NY金と東京金のチャートを見比べれば、その値動きの違いに驚かされます。先週は、特に強烈な円高進行となったことで、NY金と東京金の値動きの違いが大きくなりました。』とのことですので留意してください。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研〜北浜の虎と呼ばれた男〜」の6月27日付の「金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 三井智映子
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