来週は「アベノミクスの第2幕」への注目が高まる? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
[16/07/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
今週は26、27日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれますね。
好調な雇用統計などの指標を背景に、米連邦準備制度理事会(FRB)が経済の先行きや景況感について、やや前向きな見方を示す可能性もあります。利上げへの思惑が再び高まるかもしれません。
ほかに米国では29日に4-6月期のGDP速報値が発表されます。そして28、29日は日銀金融政策決定会合を控えて、市場では追加緩和期待も台頭してきています。
また、決算本格化で、今週中に800社を超える企業の決算発表が予定されています。
イベントが盛りだくさんのなかで、注視するべきポイントは何か? 松永さんは、
『今週の注目は、FOMCや日銀金融政策決定会合よりも7月26日〜27日の決算発表ラッシュによるNYダウの動向かもしれません』
そしてなによりも『日本政府が8月2日にまとめる経済対策の骨格に注目ではないでしょうか』とおっしゃっています。
政府は25日に、来月2日にもまとめる経済対策の骨格を固めた、と報道されています。それについては、
『財政支出が当初予想されていた3兆円規模から6兆円規模となり、融資なども含めた経済対策の規模が20兆円を超える見通しとなってきました』と分析。
『内閣改造では、菅官房長官と麻生副総理・財務相を留任させる方針が伝えられています。来週2日〜3日頃から、「アベノミクスの第2幕」への注目が高まる可能性もあります。それにより円安の流れが強まるのかもしれません』と予想されています。
今後は8月2日に日本政府がまとめる経済対策の骨格に注目しましょう。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研〜北浜の虎と呼ばれた男〜」の7月26日付の「今後の展望」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 三井智映子
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