カナダのバンクーバー:不動産価格は1カ月で20%暴落、中国資金撤退に関連か
[16/08/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
上昇し続けているカナダのバンクーバーの不動産市場がついにバブルの崩壊に向かっている。ビジネスウェブサイトZOLOが発表したデータによると、バンクーバーの不動産価格は直近28日で20.7%下落し、過去3カ月の下落幅は24.5%だったという。一戸建ての平均価格は260万米ドル(約2億6260万円)となり、三カ月前を7%下回った。
専門家は、不動産価格の急落について、バンクーバーの住宅価格が2001年から450%上昇しており、バブル状態が明らかであると指摘。また、今年7月25日から高級住宅を取得する外国人を対象に15%の譲渡税を追加で徴収することも響いたと分析した。この制度が実施されてから中国資本を含む海外資金による高級住宅の取引が急速に減少していると報告されている。
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専門家は、不動産価格の急落について、バンクーバーの住宅価格が2001年から450%上昇しており、バブル状態が明らかであると指摘。また、今年7月25日から高級住宅を取得する外国人を対象に15%の譲渡税を追加で徴収することも響いたと分析した。この制度が実施されてから中国資本を含む海外資金による高級住宅の取引が急速に減少していると報告されている。
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