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大統領選挙後のドル円相場はどうなるの? SMBC日興証券(花田浩菜)

注目トピックス 経済総合

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

9/28に第1回テレビ討論会が行われたアメリカ大統領選挙。討論会後の世論調査ではクリントン候補が優勢だったようですね。

SMBC日興証券では9/30付けの「主要通貨デイリー」で、大統領選挙後の米国の通貨政策とドル円相場について、その予想をレポートしています。

まず、トランプ候補が勝利した場合。
『多岐に亘る米国を巡る先行き不透明感の強まりからリスク回避色が強まることが予想される。円は全面高となり、米利上げ後ずれ観測も加わってドル円は100円を大きく割り込む展開も想定されよう』とのこと。そして『「トランプ候補=保護主義者」のイメージ払しょくは容易ではなく、日本に対しては為替操作国と非難してきたことも考慮すると、ドルの上値は抑制される恐れがあろう』としています。

一方、クリントン候補が勝利した場合。
『トランプリスク回避による安心感からドル高円安が初期反応として想定される』としながらも、カギは財務長官人事になると分析。『市場では、ブレイナードFRB(連邦準備制度理事会)理事が有力視』されていて『同理事の財務長官就任はドル安円高要因との見方も聞かれる』そうです。しかし『FRBは12月に利上げを実施、来年も半年に1回ペースの漸進的な利上げが予想される。ドル円は、米国の緩やかな利上げペースに沿う形で、緩やかなドル高円安基調が期待される』と伝えています。

こうした流れを見据えながら、今後の大統領選挙の推移を見守りたいですね。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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