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中国偽装GDPを晒す(3)ここ3年間は平均4%台の成長率か!?【世界の金融市場シナリオ分析、中国のヤバイ経済学編(10)

注目トピックス 経済総合


中国GDPと輸出入総額、小売売上高、固定資産投資の年平均成長率推移の比較を、2010-2012年、2013-2015年で比較した数値が別表となる。輸出入総額の成長率は大きく落ち込んでおり、中国経済の勢いの急低下がみてとれる。また、小売売上高も2ケタ成長を保っているとはいえ明確に低下していて、中国のGDPの大きなウェイトを占める固定資産投資もほぼ半分の成長率にとどまっている。

仮に、輸出入総額、小売売上高、固定資産投資の3つの指標がGDPの構成要素(固定資産投資のウェイトを2倍)と考えると、3指標で2010-2012年の成長率は21.0%、2013-2015年は10.8になる。

そして、3指標で21.0%だった2101-2012年のGDP成長率(年率平均)が9.2%だったことから試算すると、10.8%だった2013-2015年では4.8%(公表ベースは7.3%)にとどまることになる。この場合、2015年のGDPは公表数値の59兆2100億元(SNAに基づいたデータ)に対して55兆900億元にとどまる。

執筆
フィスコ取締役 中村孝也
フィスコチーフアナリスト 佐藤勝己

【世界の金融市場シナリオ分析】は、フィスコアナリストが世界金融市場の今後を独自の視点から分析、予見する不定期レポートです。今回の中国経済についてのレポートは、フィスコ監修・実業之日本社刊の雑誌「Jマネー FISCO 株・企業報」の次回号(2017年1月刊行予定)の大特集「中国経済と日本市場(仮題)」に掲載予定です。





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