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中国:商銀の不良債権比率再び悪化、総額23.4兆円で1.76%に上昇

注目トピックス 経済総合
中国商業銀行の不良債権残高は、2016年9月末時点で総額1兆4939億人民元(約23兆4040億円)に積み上がった。3カ月前の6月末と比較し、566億人民元(↑3.9%)拡大している。不良債権比率は1.76%と、6月末の1.75%から0.01ポイント上昇した。
中国銀行業監督管理委員会が10日に報告したもの。不良債権比率は再び悪化傾向を示した形だ。同比率は今年3月末まで11四半期連続で悪化した後、6月末の時点では横ばいとなっていた。
種別ごとの不良債権比率は、大型商業銀行(工商銀、建設銀、農業銀、中国銀、交通銀)と株式制商業銀行がいずれも1.67%だった。大型商業銀行は6月末の1.69%から0.02ポイント改善したものの、株式制商業銀行は1.63%から0.04ポイント悪化している。このほか、都市商業銀行が1.51%、農村商業銀行が2.74%、外資銀行が1.41%だった。
不良債権の増加リスクはなお大きい。“不良債権の予備軍”とされる「関注類」の貸付残高は3兆4770億人民元に達し、6月末比で1514億人民元(↑4.7%)も膨らんだ。中国の商業銀行は、融資先の返済能力に基づいて債権を「正常類(正常先)」「関注類」「次級類(要注意先)」「可疑類(破たん懸念先)」「損失類(破たん先)」の5段階に分類。うち「次級」「可疑」「損失」が不良債権と位置付けられている。
このほか、貸倒引当金の額は、3カ月で2兆6221億人民元(↑930億人民元)に増大。不良債権引当カバー率(不良債権に対する貸倒引当金のカバー率)も175.52%(↓0.44ポイント)にやや悪化した。同委は不良債権引当カバー率について、「150%以上」の水準に維持するよう求めている。
政策金利の引き下げや不良債権の増大を受け、利益成長のペースも鈍い。1〜9月の純利益は、前年同期比2.8%増の1兆3290億人民元とプラス成長を維持したものの、増益率は1〜6月の3.2%から0.4ポイント減速した。
一方、自己資本比率は13.31%と、6月末の13.11%から0.20ポイント上昇している。コアTier1比率も改善し、10.69→10.83%と0.14ポイント上昇した。

【亜州IR】



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