【中国】牧畜業が安定成長、肉・卵の生産は世界一
[16/12/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
中国では今年、牧畜業が安定的な成長を維持し、草原の生態系保護も進んだ。農業部の于康震・副部長は、「わが国の牧畜業はすでに十分な生産能力を持ち、品質管理のシステムも整ってきた」と評価している。中国経済網が27日付で伝えた。
国家統計局によると、中国の肉類・卵類の生産量は世界1位、乳製品の生産量は3位となっている。2015年の生産量は肉類が前年比1.7%増の8625万トン、卵類が1.7%増の2999万トン、牛乳が1.0%増の3755万トン。生産量を人口1人当たりで換算すると、世界の平均水準を上回っている。畜産品の品質合格率は99.4%と高く、飼料や製品への違法な添加物使用も大幅に減った。
過剰な放牧は「草原の砂漠化」を促す原因になってきたが、近年は草原の保護が進み、緑が増えている。農業部と財政部は16年から20年までの対策として、草原保護のための新たな補助金制度を定め、規制による農家への負の影響を減らしている。
【亜州IR】
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国家統計局によると、中国の肉類・卵類の生産量は世界1位、乳製品の生産量は3位となっている。2015年の生産量は肉類が前年比1.7%増の8625万トン、卵類が1.7%増の2999万トン、牛乳が1.0%増の3755万トン。生産量を人口1人当たりで換算すると、世界の平均水準を上回っている。畜産品の品質合格率は99.4%と高く、飼料や製品への違法な添加物使用も大幅に減った。
過剰な放牧は「草原の砂漠化」を促す原因になってきたが、近年は草原の保護が進み、緑が増えている。農業部と財政部は16年から20年までの対策として、草原保護のための新たな補助金制度を定め、規制による農家への負の影響を減らしている。
【亜州IR】
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