今週の【マザーズ市場】3月21日〜24日『力の源HDやソレイジアなどIPOが賑わう』
[17/03/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
【反発、連休明けで反発狙いの買い優勢、IPO2社は初値持ち越し】21日(火)
■概況■1054.55、+19.93
21日(火)のマザーズ市場では、連休明けということもあり、前週末下げの目立ったSOSEI<4565>を中心に目先の反発を意識した買いが優勢となった。為替相場が円高推移し、日経平均が軟調な展開だったことも、マザーズ銘柄などの中小型株に物色を向かわせたようだ。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で1244.77億円。騰落数は、値上がり144銘柄、値下がり85銘柄、変わらず3銘柄となった。マザーズ指数は1000pt台半ばでのもみ合いが続いている。
◆注目銘柄◆
SOSEIやビーグリー<3981>、DDS<3782>、ミクシィ<2121>、アカツキ<3932>などが上昇。前週末に新規上場したJESHD<6544>も物色を集めた。また、サイバーS<3810>は一時ストップ高まで買われ、リリースが材料視されたアスカネット<2438>や直近の通期決算発表から動意を見せているACCESS<4813>も10%超の大幅高となった。一方、Aiming<3911>、ドリコム<3793>、うるる<3979>、クラウドW<3900>などが下落。また、JMC<5704>、レノバ<9519>、ファイズ<9325>などの直近IPO銘柄がマザーズ下落率上位に並んだ。
なお、本日マザーズ市場へ新規上場した力の源HD<3561>とIIF<6545>は買い気配のまま初値が付かなかった。
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【反落、地合い悪で利益確定売り、前日IPOの2社は強い初値形成】22日(水)
■概況■1035.79、-36.38
22日(水)のマザーズ市場では、日経平均が400円を超える下落となるなど相場全体の地合いが軟化したことを受けて、前日の上昇に対する利益確定の売りが優勢となった。物色は直近IPO銘柄や材料株の一角に集中する形となった。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で1169.17億円。騰落数は、値上がり52銘柄、値下がり172銘柄、変わらず8銘柄となった。マザーズ指数は前日の上昇分を帳消しにし、1000pt台半ばでのもみ合いが続いている。
◆注目銘柄◆
個別では、SOSEI<4565>、JESHD<6544>、アカツキ<3932>、Aiming<3911>、ITBOOK<3742>などが下落。また、前日急伸したサイバーS<3810>や、足元で利益確定売りが強まっているGNI<2160>は10%を超える下げとなった。一方、直近IPO銘柄のビーグリー<3981>やファイズ<9325>がストップ高水準まで買われた。2月の月次売上高を発表したレントラックス<6045>も上げが目立ち、アステラス薬<4503>と共同研究契約を締結すると発表したリボミック<4591>は朝方急伸した。その他、DDS<3782>、うるる<3979>、レノバ<9519>などが上昇し、アスカネット<2438>、ミクシィ<2121>、ACCESS<4813>は小幅高となった。
なお、上場2日目の力の源HD<3561>は公開価格の約3.7倍、IIF<6545>は同約3.8倍となる高い初値を付けた。
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【反発、直近IPO銘柄が活況、力の源HDとIIFはストップ高】23日(木)
■概況■1044.13、+10.71
23日(木)のマザーズ市場は、前日下落した銘柄を中心に反発狙いの買いが入ったほか、直近IPO銘柄が活況を見せた。日米の政治イベント睨みで相場全体として方向感が掴みづらい展開となるなか、値動きの軽い直近IPO銘柄が選好されたようだ。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で1144.72億円。騰落数は、値上がり133銘柄、値下がり87銘柄、変わらず13銘柄となった。
◆注目銘柄◆
前日初値を付けたばかりの力の源HD<3561>とIIF<6545>がストップ高水準まで買われた。また、直近IPO銘柄のJESHD<6544>やうるる<3979>、リリースが材料視されたアクアライン<6173>、DDS<3782>、カヤック<3904>も10%を超える大幅高となった。その他売買代金上位では、ファイズ<9325>、SOSEI<4565>、Aiming<3911>、GNI<2160>などが上昇した。
一方、前日ストップ高となった直近IPO銘柄のビーグリー<3981>だが、日々公表銘柄に指定されて急反落。サイバーS<3810>やエナリス<6079>は10%超の下落となった。その他、アカツキ<3932>、ミクシィ<2121>、アスカネット<2438>、ドリコム<3793>などが下落した。
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【続伸、主力株へ資金シフトもIPO銘柄などは活況】24日(金)
■概況■1050.67、+6.54
24日(金)のマザーズ市場は、日経平均が想定以上に強い動きとなるなかで、中小型株への関心がやや薄れる状況とはなったが、大引けにかけてはJASDAQ平均とともにやや上げ幅を広げる展開となった。好材料の出た銘柄への値幅取りの動きが活発化したほか、引き続きIPO銘柄の活況状態も継続する格好になっている。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1262.40億円。騰落数は、値上がり141銘柄、値下がり84銘柄、変わらず8銘柄となった。
◆注目銘柄◆
エボラブルA<6191>が急伸、ベトナム法人が電通とジョイントベンチャー設立と伝わった。また、引け後には東証1部への市場変更が発表されている。アスカネット<2438>は高速道路での逆走対策技術に選定されたことが材料視されて急伸。REMIX<3825>も大幅高となる。本日はオロ<3983>とソレイジア・ファーマ<4597>が新規上場、ともに公開価格を上回る初値を示現、オロは初値示現後に伸び悩んだが、ソレイジア・ファーマは高寄り後も上値を伸ばした。直近上場銘柄である力の源HD<3561>も続伸。
一方、DDS<3782>は前日に買い上げられた反動で安く、直近上場銘柄ではIIF<6545>、うるる<3979>、ビーグリー<3981>などが軟化。カヤック<3904>などもさえない。
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