日経平均反落、ハイテク関連株安に週末要因も(訂正)
[17/07/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
■7/28の日経平均株終値
1万9959円84銭 前日比-119円80銭
□その他の指数
・TOPIX 1621.22 前日比-5.62
・東証2部指数 6295.04 前日比-36.02
・東証マザーズ 1162.94前日比-21.92
・東証ジャスダック3347.02 前日比-23.89
本日の日経平均株価は反落。前日米国市場ではダウは上昇したもののナスダック総合が下落。東京市場でもハイテク株安が重しとなり軟調な推移となりました。ザラ場中稲田防衛相の辞任が伝わるも指数への影響は限定的に、週末要因からポジション調整売りも散見されました。業種別ではガス、精密機器、食料などが値上がり率上位となった反面その他製品、証券などの下げが目立っています。個別では通期計画に対する高い進捗率が好感されたダイトケミクスや第1四半期営業利益が前期比4倍が伝わったインフォコムなどが大幅上昇。東証1部の売買代金は2兆7735億円です。
■日経平均のテクニカル分析
日経平均株価は反落しました。1日を通し終始売りが優勢の展開となりました。ボリンジャーバンドでは終値で-1σを割込んでおり下落に勢いがつくことも考えられますが、本日は一目均衡表の雲で下げ止まりを見せています。
■今日動いた注目の銘柄群
<6832>アオイ電子
18年3月期第1四半期連結決算を発表。売上高は前年同期比8.1%上昇の116億3300万円、営業利益は16億9700万円となりました。携帯情報端末の高機能化及び産業機器向け部品の市場拡大などが追い風となったと見られ後場上昇。通期業績は従来見通しの据え置き営業利益62億円を見込んでいます。
<2384>SBSホールディングス
連結子会社のSBSロジコムの信託受益権の譲渡契約の締結見込みであることを発表。譲渡はSBSグループ中期経営計画「SBSGrowth2017」中のポートフォリオ入替策の一環によるもので、17年12月期第3四半期に譲渡益約14.2億円を営業利益として計上する模様です。
<9039>サカイ引越センター
18年3月期第1四半期の連結経常利益が前年同期比72.5%増の52.5億円となったことが好感され引き続き買われています。新設住宅着工戸数の増加に伴い引っ越し作業件数も伸長。さらに前年同期比で12.4%もの単価上昇が上振れに寄与したと見られ、連日の上場来高値更新となりました。
<7278>エクセディ
18年3月期第1四半期の連結決算を発表、経常利益は前年同期比62.0%増の64憶1800万円となり上期計画に対する進捗率が71.3%に達したことが伝わり買い材料視されています。好業績の背景にはAT製品の受注増やコスト低減活動があり、本日の大幅高で年初来高値を更新しました。
<3695>GMOリサーチ
2017年12月期第2四半期連結決算で、期初計画に対する進捗率は、売上高46.6%、営業利益63.4%、経常利益64.3%、当期純利益70.7%と順調。提供サービス別ではアウトソーシングサービスが売上高12.98億円、前年同期比9.2%増と目立って上昇。本日は2600円台乗せを試したものの上値では利益確定売りに押されました。
【ニュース提供・エムトレ】
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