年内利上げ期待を左右するインフレ関連指標が焦点、SMBC日興証券(花田浩菜)
[17/07/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
今週は米雇用統計をはじめ、重要な経済指標の発表が控えています。7/31付けの「主要通貨デイリー」では、今週のドル円の焦点について考察されていますのでご紹介します。
同レポートではまず、先週のドル円の値動きについて、『先週のドル円は、前半こそ反発の動きを見せたものの週半ば以降はドル安円高が進行。北朝鮮を巡る地政学リスクの高まりが嫌気された他、FOMC(連邦公開市場委員会)声明で現状のインフレに対する見方が幾分トーンダウンしたこと(7/26)、4-6月雇用コスト指数が前期比+0.5%と前期(+0.8%)から鈍化し市場予想(+0.6%、Bloomberg調査)を下回ったこと(7/28)等を受けて年内追加利上げ期待が後退。これらを材料に、ドル円は一時110.55円と6月15日以来の安値をつけた』と伝えています。
続けて、『今週は6月個人消費・所得(8/1)、7月ISM製造業景況指数(8/1)、7月雇用統計(8/4)など米国で重要経済指標の発表が相次ぐ。上述の通り、ドル円は年内追加利上げの有無を占う上でインフレ動向への関心を強めているだけに、注目は物価関連指標、具体的には個人消費・所得統計における個人消費デフレーター、雇用統計における時間当たり賃金が市場の大きな焦点となりそうだ』と分析しています。
最後に7/11に114.49円をつけて以来、ドル安が進行して来たことから、今週の経済指標の結果次第では年内利上げ期待の再浮上と共にドルの反発が期待されるとする一方で、『期待外れの結果に終わった際には一目均衡表「雲」を下抜け、心理的な節目である110円を試す展開も想定され注意が必要だ』とまとめています。
詳しくは7/31付けの「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜
<DM>
今週は米雇用統計をはじめ、重要な経済指標の発表が控えています。7/31付けの「主要通貨デイリー」では、今週のドル円の焦点について考察されていますのでご紹介します。
同レポートではまず、先週のドル円の値動きについて、『先週のドル円は、前半こそ反発の動きを見せたものの週半ば以降はドル安円高が進行。北朝鮮を巡る地政学リスクの高まりが嫌気された他、FOMC(連邦公開市場委員会)声明で現状のインフレに対する見方が幾分トーンダウンしたこと(7/26)、4-6月雇用コスト指数が前期比+0.5%と前期(+0.8%)から鈍化し市場予想(+0.6%、Bloomberg調査)を下回ったこと(7/28)等を受けて年内追加利上げ期待が後退。これらを材料に、ドル円は一時110.55円と6月15日以来の安値をつけた』と伝えています。
続けて、『今週は6月個人消費・所得(8/1)、7月ISM製造業景況指数(8/1)、7月雇用統計(8/4)など米国で重要経済指標の発表が相次ぐ。上述の通り、ドル円は年内追加利上げの有無を占う上でインフレ動向への関心を強めているだけに、注目は物価関連指標、具体的には個人消費・所得統計における個人消費デフレーター、雇用統計における時間当たり賃金が市場の大きな焦点となりそうだ』と分析しています。
最後に7/11に114.49円をつけて以来、ドル安が進行して来たことから、今週の経済指標の結果次第では年内利上げ期待の再浮上と共にドルの反発が期待されるとする一方で、『期待外れの結果に終わった際には一目均衡表「雲」を下抜け、心理的な節目である110円を試す展開も想定され注意が必要だ』とまとめています。
詳しくは7/31付けの「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜
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