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ジャクソンホール講演と今週のドル円〜重要経済指標が目白押し〜、SMBC日興証券(花田浩菜)

注目トピックス 経済総合
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

8/28付けの「主要通貨デイリー」では、今週のドル円について考察されていますのでご紹介します。

同レポートではまず、先週末のジャクソンホール会議に伴う各通貨ペアの値動きについて、『23日からジャクソンホール会議が開催され、25日にイエレンFRB議長とドラギECB総裁が講演を行った。大方の予想通り、両中銀トップとも金融政策に言及することなく講演を終えたが、為替市場は反応。ユーロは、ドラギ総裁が通貨高をけん制しなかったことを材料視し、対ドルで一時1.1941ドルと2015年1月以来の水準まで上昇。一方、ドルは、イエレン議長が年内利上げに前向きな発言があるとの一部思惑から講演直前に109.84円まで買われたこともあり、講演後に109.12円まで一時大きく押し戻される格好となった。もっとも、イエレン議長の講演のタイトルは「金融の安定」。上述の通り、金融政策には言及しないとの見方が事前の大勢であり、一部の思惑がドル円に変動をもたらしたと推測される』と伝えています。

続けて、『今週は米国で重要経済指標の発表が目白押しとなる。特に週後半には、FRBが重視するインフレ指標である7月個人消費デフレーター(8/31)の他、8月ISM製造業景況指数(9/1)、そして8月雇用統計(9/1)が発表予定となっている』と今週発表される重要な経済指標を紹介しています。

最後に、今週のドル円について、『ドル円は足元、北朝鮮を巡る地政学リスクや混迷の続くトランプ米政権の政策運営への懸念を材料に上値の重い展開が続いており、米景気実体を主たる焦点に置いていない感がある。そのため、米経済指標が良好な結果を示してもドル大幅高は期待し難いところだ。とはいえ、年内追加利上げに対する市場の織り込みが依然3割台に留まっているだけに、利上げ予想の回復がドルに底堅さをもたらすことが期待されよう。その際は、先週仕切り直しとなった110円の大台回復が目先のターゲットとなりそうだ』とまとめています。

詳しくは8/28付けの「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜



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