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中国のエタノール利用拡大でトウモロコシ相場は上昇?〜eワラントジャーナル(馬渕磨理子)

注目トピックス 経済総合
こんにちは、フィスコマーケットレポーター馬渕磨理子の「eワラントジャーナルの気になるレポート」です。

eワラントジャーナルのコラムで「トウモロコシも相場」について興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。

今月、中国政府は「自動車の燃料として2020年までにエタノールをガソリンに混ぜた燃料を全国展開する」と発表しました。穀物から作られるエタノールはガソリンに混ぜることで排気ガスに含まれる汚染物質を削減できるため、大気汚染対策の一つと考えられていますが、エタノールの主要原料である「トウモロコシ相場の支援材料」になるかもしれません。

同コラムによると、『中国では深刻な大気汚染により国民の不満が高まっていると考えられ、共産党政権の安定化のためにも大気汚染対策』が急がれているようです。そこで『中国当局がまず注目したのが電気自動車(EV)です。EVは排気ガスを排出しないため直接的な大気汚染対策になるだけでなく、トヨタが推進している燃料電池車と比べて中国企業にとって技術的に参入しやすいという点が挙げられます。EV車の普及を国策として掲げ、国内企業に参入の機会を与え、自国産業の振興を兼ねています』とコラムでは分析しています。

しかし、EV車の普及には時間がかかることから、短期的に効果が出る大気汚染対策として、『エタノールをガソリンに混ぜて使う』という案が出てきたようです。

さらに、『中国で生産されるエタノールの主要な原料はトウモロコシであることから、過去に行ったトウモロコシの備蓄政策によって積みあがった備蓄トウモロコシの放出策にもなります』と、エタノールの利用案は大気汚染対策だけではないと見ています。

そこで恩恵のある『トウモロコシ(コーン)相場を投資対象』と考えてみるのが良いでしょう。選択肢として『eワラント、商品先物、CFD』が考えられます。その中でも、『証拠金取引ではないeワラント』だと、『1万円以下の小額から』取り組めます。同コラムではトウモロコシ(コーン)相場における、eワラント戦略について詳しく述べています。

なお、上記の記事の詳細は、eワラント証券が運営している「eワラントジャーナル」の9月25日付のコラム「中国のエタノール利用拡大でトウモロコシ相場は上昇?」にまとめられています。

馬渕磨理子の「気になるレポート」は各種レポートを馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 馬渕磨理子



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