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NAFTA再交渉とメキシコペソの値動きをチェック サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

注目トピックス 経済総合
皆様こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。今日はメキシコペソについてのレポートをご紹介します。

1月23〜28日に開催される第6回NAFTA再交渉の行方がメキシコペソに対する今月最大の注目ポイントとなりそうです。これまで5回にわたって行われたNAFTAの再交渉では米国もメキシコもカナダも共に歩み寄りをほとんど見せない姿勢が継続していますよね。

レポートでは、『トランプ大統領は、「現在のNAFTAが米国に不利な条件になっている」と主張する一方、カナダとメキシコは、「米国の提案が非現実的」と指摘してきました。しかし、ここにきて双方の姿勢に少し柔軟性が出てきたようです』との見解を示しています。

さらに、エコノミストを対象とした調査では3分の2が「再交渉が正当化される」と回答したことを挙げ、『意外かもしれませんが、エコノミスト調査では、NAFTA再交渉に対して楽観的な見方が強いようです』と紹介しています。続けて、『メキシコ輸出の8割強が米国向けとなるので、NAFTA再交渉の行方がメキシコペソに大きな影響を与えそうです』と分析しています。

また、『再交渉が決裂しても、3月末までのあと1回再交渉を行う予定となっております。しかし、第7回NAFTA再交渉が決裂すれば、6カ月後にNAFTAが廃止されることになります』と伝えています。

そしてメキシコペソの値動きに関しては、『NAFTA再交渉の合意を確認するまでは、メキシコペソに対する強気な見方は避けた方がいいのかもしれません』とまとめています。

NAFTA再交渉の行方をメキシコペソの値動きとともに引き続き注視してまいりましょう。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研〜北浜の虎と呼ばれた男〜」の1月23日付の「メキシコペソ」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

三井智映子の「気になるレポート」は各種レポートを三井智映子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコマーケットレポーター三井智映子




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