ゼロからわかる先物・オプション取引入門(8)大型株がさえない時は、マザーズ指数先物で利益を狙おう!
[18/01/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
皆様、こんにちは。フィスコマーケットレポーターの三井智映子です。「ゼロからわかる先物・オプション取引入門」、これまでは日経225先物についてお伝えしてきましたが、第8回目ではマザーズ指数先物について解説します!日経平均株価とは値動きが異なるのでヘッジに活用してみてはいかがでしょうか。
○マザーズ市場とマザーズ指数
まずはマザーズ市場について説明します。マザーズ市場は東京証券取引所の市場の一つです。ベンチャー企業が中心で、IT企業やバイオ企業など個人投資家に人気の高い中小型株が多く、売買シェアの約7割が個人投資家と言われています。信用取引比率が高く、信用取引の評価損益が悪化すると急落する傾向があるようです。東証マザーズ指数は名前の通り東証マザーズに上場する銘柄を対象としており、2003年9月16日より公表されています。
○マザーズ指数先物とは
東証マザーズ指数はマザーズ市場の動向を示す株価指数だとお伝えしましたね。この東証マザーズ指数を原資産とする株価指数先物商品の東証マザーズ指数先物が2016年7月19日に大阪取引所に上場しました。マザーズ先物の値動きは、東証マザーズ指数に概ね連動します。
東証マザーズ指数も前回紹介した日経平均同様、構成銘柄の寄与度が異なります。2017年12月末時点で寄与度上位の銘柄はミクシィ<2121>、そーせいグループ<4565>、CYBERDYNE<7779>の3社となっています。
○どうやって利益を狙うか
マザーズ指数は2017年8月以降、売買が活発になっています。指数水準が低いため日経平均と比べてボラティリティが高く、大きく動いた際の利ざやが期待できます。激しく動くマザーズ指数の値動きを利益に変えたいという狙いに応えられる商品だと言えます。
そしてもちろん保有株のヘッジにも使えます。ただし、指数に与える影響の大きい銘柄の場合になりますので、注意してくださいね。保有株は堅調ですが、他の銘柄が不安定のため指数は弱含みそう、といったときに有効かもしれません。
○先物・オプションへの投資はオンライン取引がお得
さて、「ゼロからわかる先物・オプション取引入門」、今回は個人投資家で好きな方の多い中小型株のヘッジに使えるマザーズ指数先物を今回はご紹介しました。利益を出すだけでなくリスクヘッジにもなる先物・オプションの取引に、ご興味を持っていただけたでしょうか。
なお、先物・オプション取引を行うには、証券会社に口座を開設する必要があります。お得に取引をしたい方にはオンライン取引のできる証券会社をおススメします。オンライン取引は、PCやスマホから誰でもカンタンに取引することができ、手数料が安いのが特徴です。
その中でも、価格.comによる証券会社別の日経225先物手数料比較ランキング(2017年11月時点)を見てみると、第1位は日産証券、第2位はライブスター証券、第3位はカブドットコム証券となっています。オンライン証券会社選びの参考にしてみてください。
「ゼロからわかる先物・オプション取引入門」は、三井智映子の見解でコメントしています。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子
<DM>
○マザーズ市場とマザーズ指数
まずはマザーズ市場について説明します。マザーズ市場は東京証券取引所の市場の一つです。ベンチャー企業が中心で、IT企業やバイオ企業など個人投資家に人気の高い中小型株が多く、売買シェアの約7割が個人投資家と言われています。信用取引比率が高く、信用取引の評価損益が悪化すると急落する傾向があるようです。東証マザーズ指数は名前の通り東証マザーズに上場する銘柄を対象としており、2003年9月16日より公表されています。
○マザーズ指数先物とは
東証マザーズ指数はマザーズ市場の動向を示す株価指数だとお伝えしましたね。この東証マザーズ指数を原資産とする株価指数先物商品の東証マザーズ指数先物が2016年7月19日に大阪取引所に上場しました。マザーズ先物の値動きは、東証マザーズ指数に概ね連動します。
東証マザーズ指数も前回紹介した日経平均同様、構成銘柄の寄与度が異なります。2017年12月末時点で寄与度上位の銘柄はミクシィ<2121>、そーせいグループ<4565>、CYBERDYNE<7779>の3社となっています。
○どうやって利益を狙うか
マザーズ指数は2017年8月以降、売買が活発になっています。指数水準が低いため日経平均と比べてボラティリティが高く、大きく動いた際の利ざやが期待できます。激しく動くマザーズ指数の値動きを利益に変えたいという狙いに応えられる商品だと言えます。
そしてもちろん保有株のヘッジにも使えます。ただし、指数に与える影響の大きい銘柄の場合になりますので、注意してくださいね。保有株は堅調ですが、他の銘柄が不安定のため指数は弱含みそう、といったときに有効かもしれません。
○先物・オプションへの投資はオンライン取引がお得
さて、「ゼロからわかる先物・オプション取引入門」、今回は個人投資家で好きな方の多い中小型株のヘッジに使えるマザーズ指数先物を今回はご紹介しました。利益を出すだけでなくリスクヘッジにもなる先物・オプションの取引に、ご興味を持っていただけたでしょうか。
なお、先物・オプション取引を行うには、証券会社に口座を開設する必要があります。お得に取引をしたい方にはオンライン取引のできる証券会社をおススメします。オンライン取引は、PCやスマホから誰でもカンタンに取引することができ、手数料が安いのが特徴です。
その中でも、価格.comによる証券会社別の日経225先物手数料比較ランキング(2017年11月時点)を見てみると、第1位は日産証券、第2位はライブスター証券、第3位はカブドットコム証券となっています。オンライン証券会社選びの参考にしてみてください。
「ゼロからわかる先物・オプション取引入門」は、三井智映子の見解でコメントしています。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子
<DM>