世界初のドローン向けスマートコントラクトのα版をリリース
[18/07/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
ドローンオペレーティングプラットフォーム開発のSKYFchainが、ブロックチェーンに基づいたドローン向けスマートコントラクトプラットフォームのα版をリリースした。
ドローンビジネスには、煩雑な手続きが必要である。SKYFchainは、ブロックチェーンに基づいたスマートコントラクトを採り入れているので、煩雑な手続き処理を自動化し、履歴を残すことが可能である。
α版プラットフォームは、いくつかのコア機能があり、ドローン製造業者やサービス会社、銀行、保険会社など8つのシステムアカウントプロファイルの選択肢をユーザーに提供する。サインイン後、ユーザーはダッシュボード上で稼動中の自律車両(ドローン)を確認し、管理できる。
このシステムは、輸送タイプ、型式、モデル、運搬能力、位置情報、メンテナンスまでの残り時間によって利用可能な車両を分類している。ミッション中のドローンは、タイプ、ミッション、ルート、いくつかの追加パラメータに基づいて分類される。
ユーザーは、システムのなかのすべての車両のプロファイルを確認できる。データには、コスト、テクニカルパラメータ、マシンの記録や認証、位置情報と経路のログ、トランザクションの履歴と詳細、完了したミッション、テクニカルメンテナンスの記録が含まれており、ユーザーの口座には、貸借対照表と預金が複数の通貨で表示される。
α版は、こちらから体験できる。システムに入るには、ロジスティクスオペレータを選択。ライセンス情報は自動的に入力される。
SKYFchainの最高経営責任者であるアレクサンドル・ティモフェエフ氏は、つぎのように語っている。
「プログラムコードが重要なのではなく、無人物流のビジネスプロセスを理解し、顧客との相互作用を構築することこそが我々のプロダクトのコアバリューであると信じています。今、我々はプロトタイプをローンチすることができました。上記の方向性に集中し開発を進めていきます」
SKYFchain上で利用されるSKYFTトークンは、世界の大手暗号通貨取引所であるBitForexで、8月から取り扱いが始まる予定だ。BitForexは、1日あたり数億ドルの取引高があり、世界でもトップクラスの暗号通貨取引所だ。
2018年6月に、上海で行われたワールドモバイルコングレスでは、SKYFドローンを開発するARDNTechnologyが、中国の巨大物流企業であるZTOExpressと今後の出荷についての合意覚書を締結した。
【ニュース提供・エムトレ】
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