徐々に拡大する投資層のすそ野、SMBC日興証券(花田浩菜)
[18/10/04]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
10/4付の「DailyOutlook」では、証券投資について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『本日10月4日は「証券投資の日」だ。より多くの人に証券投資に興味・関心を持ってほしいとの思いから、「10(とう)」と「4(し)」の語呂合わせで日本証券業協会が1996年に制定した。日本では高齢化社会が加速する中、公的年金をはじめとする社会保障制度が徐々にほころびを見せ始めている。恒常化する超低金利時代も相まって、「資産運用」の必要性はこれまで以上に高まっていると言えよう』と伝えています。
続けて、「貯蓄から投資へ」というスローガンを政府が掲げてから久しいことを挙げ、『投資への動きは緩やかではあるが着実に浸透しているようだ。家計の金融資産残高における株式関連の割合は16年度に10%に達し、17年度は11%に迫る水準まで上昇した。制度面でも個人投資家を支援する体制が充実してきており、NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)の導入などを背景に個人顧客の口座数は拡大基調を続けている。NISAに関しては、14年1月にスタートして以降、16年初からジュニアNISA、18年初からはつみたてNISAが開始された。つみたてNISAは3月末までの新規口座開設数が約51万口座と、2017年(10月以降は新規口座開設を停止していたため9ヵ月間の累計)の総新規口座開設数を上回るスタートを切っており、投資層のすそ野が広がりつつあることが窺える』と分析しています。
さらに、『くしくも足元の日本株市場は年初来高値を更新するなど再始動しており、投資の日を機に、改めて株式投資に目を向けたい』とまとめています。
最後にレポートでは、『家計の金融資産残高の構成比の推移』を紹介しています。詳しくは10/4付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜
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