決算発表が前半のピーク、SMBC日興証券(花田浩菜)
[18/10/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
10/29付の「DailyOutlook」では、決算発表について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『前週から3月期決算企業の第2四半期(7-9月)決算発表が本格化している。今週は、10月末に向けて前半の発表がピークを迎える。米中貿易摩擦に端を発する景気減速懸念の高まりなどで、株式市場が調整色を強めるなか、堅調な企業業績を再確認して、株価反発に向けての拠りどころとしたい』と伝えています。
続けて、7-9月期実績の市場コンセンサスからの乖離率や、通期予想修正の有無だけでなく、事業の先行きに関するコメントが重要になることを挙げ、『マクロ経済指標とは違った側面から、制裁関税発動など貿易摩擦顕在化後の状況を探る重要な機会である。三菱電(6503)、ファナック(6954)、オムロン(6645)などFA(ファクトリーオートメーション・工場自動化)関連は中国の設備投資動向、ソニー(6758)や任天堂(7974)など景気とはやや距離を置くゲーム関連の状況、TDK(6762)、村田製(6981)など電子部品はスマホや自動車電装化向けの受注動向、東エレク(8035)は減少懸念が高まる半導体設備投資見通し、大手商社は原油・石炭や鉄鉱石など商品市況の動き、などに注目したい。前週には日電産(6594)が中国ではなくメキシコでの増産加速を表明。貿易摩擦に対する対応策にも注目したい。企業の隠された実力が垣間見えるかもしれない』と分析しています。
さらに、『調整相場だが、好調が確認できた銘柄については押し目の局面と捉えたい』とまとめています。
最後にレポートでは、『今週の主なスケジュール』を紹介しています。詳しくは10/29付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜
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