2019年の注目テーマ-働き方改革、SMBC日興証券(花田浩菜)
[18/12/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
12/20付の「DailyOutlook」では、働き方改革について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『19年4月に働き方改革関連法が施行される。働き方改革は、労働者の視点に立って労働制度を抜本的に見直すことで企業文化や風土も変えようとするもので、企業はシフト勤務の導入など様々な対応を進めている。帝国データバンクによると、企業の63.1%が働き方改革の取り組みに前向きで、企業は「従業員のモチベーション向上」、「人材の定着」、「生産性向上」、「従業員の心身の健康(健康経営)」などを重視し、長時間労働の是正や休日取得の推進に取り組んでいる』と伝えています。
続けて、有効求人倍率は2013年11月に約6年ぶりに1倍を超え、足元10月では1.62倍となっていることを挙げ、『日銀短観の雇用人員判断DIをみても、人手不足は顕著である。人手不足の解消は喫緊の課題であり、人材関連企業の事業機会は拡大しよう。人材獲得のために福利厚生代行サービスを利用する動きが広がっているほか、社員研修に対するニーズも高まると考えられる。また、女性の社会進出で中食・外食需要が増加し、人手不足を理由に飲食店は調理時間の短縮を図っていることも見逃せない。一方、企業はシステムの導入などで生産性を高める施策にも注力しており、情報サービス関連企業はメリットを享受できる』と分析しています。
さらに、『この他では、休日取得の増加で余暇を楽しむ機会が増えると考えられ、旅行・レジャー・ゲームも関連銘柄として挙げられよう』とまとめています。
最後にレポートでは、『主な働き方改革関連銘柄』を紹介しています。詳しくは12/20付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜
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