リスクオフの備えに?金市場に注目 サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
[19/01/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。NYダウは先週末の上昇により、週間でわずかに前週末値を上回り、5週続伸となりました。12月25日の大幅下落のあとの12月26日の反発から、約3,000ドルと大きく上昇していることとなりますね。
米国株の上昇を中心としたリスクオンの流れが強まっています。しかし、リスクオンの流れの中でもNY金は堅調です。今後、金の値動きはどうなると予想されるのか、松永さんのブログ「松永総研」を見てまいりましょう。
まず先週末のNY金の値動きについて、『1297ドルまで上昇し、7カ月ぶりの高値を記録しました。そして、先週末の東京金が夜間取引で一時4569円まで上昇し、7カ月ぶりの高値を記録しました』と伝えており、『NY金と東京金が共に1か月ほどのボックス圏相場から保合い上放れとなった事を受けて、共にテクニカルがかなり強くなってきました』と分析しています。
さて、足元では米中貿易摩擦懸念が後退していますね。それもリスクオンの流れの背景にあるわけですが、レポートでは、『世界貿易機関(WTO)は、トランプ米政権が中国製品2500億ドル相当に対する制裁関税に対して、今月28日にも正当性を判断する調査に入る見通しであることを表明』したとのことで、『米中通商交渉が今月30〜31日に開催されますが、ここでWTIが関与してきたことは注目でしょう。今月末に開催される米中通商交渉が難航すれば、再びリスクオフの流れが強まり、リスクオン志向のNYダウが下落し、リスクオフ志向のNY金が上昇することも考えられます』と考察しています。
加えて、『NYダウがこの1カ月間で3148ドルも一本調子に上昇してきただけに、NYダウの下落を中心としたリスクオフの流れに注目するところかもしれません』との見解を述べています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研〜北浜の虎と呼ばれた男〜」の1月27日付「金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご一読ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子
<HH>
米国株の上昇を中心としたリスクオンの流れが強まっています。しかし、リスクオンの流れの中でもNY金は堅調です。今後、金の値動きはどうなると予想されるのか、松永さんのブログ「松永総研」を見てまいりましょう。
まず先週末のNY金の値動きについて、『1297ドルまで上昇し、7カ月ぶりの高値を記録しました。そして、先週末の東京金が夜間取引で一時4569円まで上昇し、7カ月ぶりの高値を記録しました』と伝えており、『NY金と東京金が共に1か月ほどのボックス圏相場から保合い上放れとなった事を受けて、共にテクニカルがかなり強くなってきました』と分析しています。
さて、足元では米中貿易摩擦懸念が後退していますね。それもリスクオンの流れの背景にあるわけですが、レポートでは、『世界貿易機関(WTO)は、トランプ米政権が中国製品2500億ドル相当に対する制裁関税に対して、今月28日にも正当性を判断する調査に入る見通しであることを表明』したとのことで、『米中通商交渉が今月30〜31日に開催されますが、ここでWTIが関与してきたことは注目でしょう。今月末に開催される米中通商交渉が難航すれば、再びリスクオフの流れが強まり、リスクオン志向のNYダウが下落し、リスクオフ志向のNY金が上昇することも考えられます』と考察しています。
加えて、『NYダウがこの1カ月間で3148ドルも一本調子に上昇してきただけに、NYダウの下落を中心としたリスクオフの流れに注目するところかもしれません』との見解を述べています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研〜北浜の虎と呼ばれた男〜」の1月27日付「金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご一読ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子
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