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原油価格に対する高値警戒も必要か サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

注目トピックス 経済総合
皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今日は原油市場のレポートをご紹介します。

松永さんのブログ、松永総研では、足元の原油の値動きについて、『50〜54ドル付近で2週間ほどボックス圏相場を続けております。この水準は、昨年11月中旬から12月中旬にもボックス圏相場を続けていたので、NY原油にとって居心地の良い水準かもしれません』と考察しています。

原油市場の材料については、『国連安全保障理事会は26日、ベネズエラ情勢を巡る紅海会合を開催することを表明しました』と伝えています。ベネズエラでは『グアイド暫定大統領政権とマドゥロ大統領政権の対立が発生』し、『軍部がどちらに付くか』定かになっておらず、『ベネズエラの政情不安が原油市場の強材料となっている』と分析。その反面で『2月がエネルギーの不需要期となることが原油市場の弱材料となっているように感じられます』と解説しています。

現在、株式市場ではNYダウが5週連続上昇となるなどリスクオンの流れとなっています。レポートでは、28日に発表された中国12月工業利益が2カ月連続の前年割れとなり通年でも伸び率が鈍化したことを受けて『リスクオフの長手が強まったようです』と分析。また、世論調査の結果を受けて『政府機関の一部閉鎖や米中貿易摩擦の高まりを受けてトランプ政権への批判が強まってきたようです』と解説しています。

今後の原油市場の展望については、『今月30〜31日に開催される米中通商協議後のNYダウの行方に注目でしょう。ただ、NYダウがこの1か月間で3100ドルほど一本調子で上昇してきただけに、NYダウの下落に警戒が必要となりそうです』と示唆しており、『NYダウの上昇に足並みを合わせてNY原油やブレント原油が上昇基調を続けてきただけに、そろそろ原油価格に対する高値警戒も必要かもしれません』と指摘しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研〜北浜の虎と呼ばれた男〜」の1月28日付「原油市場」「原油市場パート2」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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